株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社ベンドは、2024年4月、運営する「スキルアップ研究所」にて「AIの台頭による業務への影響調査」を実施しました。
飛躍的な進化を遂げるAI……オフィスにもすでに浸透?
今回の調査によると、「現在の職場でAIが活用されている部分がある」と回答したのは全体の約4割でした。
すでにAIを活用していると答えた人の約8割が「AIの活用によって人に代替する作業ができた、または見込みがある」との見解を示しています。
業務を効率化を実現したという回答が集まっている反面、創造力・判断力といった「人間特有の能力」が必要とされる分野では、まだAIの有効性は低いようです。
「AIに代替されない人」として求められるスキルとは
世間では、「AIに仕事が奪われ時代が来るのでは?」という論争もあります。
「AIに代替されないために今後必要になってくるスキルは何だと思いますか?(複数回答)」という質問をしたところ、約6割の人が「対人コミュニケーション」、約4割の人が「創造性」と回答しました。
「人間ならではの能力」に基づくスキルの有無が、今後は職場における「AIと人の差別化」に繋がっていくと多くの人が予測しており、クリエイティビティ溢れるスキルの必要性を考えているようでした。
しかし、そのさらに先、AIが創造力や判断力さえも獲得してくる時代となった時には、また別のスキルが人間に求められる未来がやって来るかもしれません。
調査概要
出典:スキルアップ研究所調べ(https://reskill.gakken.jp/3487)
調査名:AIの台頭による業務への影響調査
対象者:20〜50代の働いている社会人
対象地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月16日(火)〜23日(火)
回答数:500
<参照>
スキルアップ研究所、「AIの台頭による業務への影響調査」の結果を発表
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