株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職サイト「女の転職type」では、働く女性463人を対象に「タイパ(タイムパフォーマンス)」に関する調査を実施しました。
なお、タイムパフォーマンスは「時間対効果」のことで、かけた時間に対して得られた効果や満足感を意味します。
タイパを意識して働く女性は8割超
職場でタイムパフォーマンス(タイパ)を意識しているかを聞くと「意識している」「やや意識している」の合計は84.7%でした。
年代別に見ると、20代では「意識している」が26.7%。30代では39.2%、40代では44.9%となり、年齢が上がるにつれて対応する業務のレベルが上がることや、家庭との両立が必要になることなどから、タイパへの意識が高まっているようです。
仕事でタイパを「意識している」「やや意識している」と答えた人に、仕事上で実施している工夫を質問。「不要な業務の整理、削減」が75.3%で最多。「わからないことはすぐ質問する(54.6%)」、「タスクをカレンダーで時間管理する(49.0%)」と続きました。
職場では、どのような取り組みが行われているのでしょうか。
「業務効率化ツールの導入(36.5%)」「業務の削減(25.9%)」、「リモートワークの導入(16.8%)」、「会議時間の短縮(16.4%)」といった回答が並びました。
一方で「特に取り組みはない」と回答した人も27.6%と、約3割の職場では時間効率化のための取り組みがなされていないようです。
プライベートでタイパを意識する人の割合は?
プライベートでタイパを「意識している」「やや意識している」と答えた人に、その工夫を聞くと「ネットで買い物をする」が最多の60.0%でした。「動画はながら見をする(43.5%)」、「遊ぶ相手を慎重に選ぶ(35.1%)」が続きました。
プライベートで「意識している」と回答した人の割合は、仕事で「意識している」と回答した人の割合よりも年代差が少ないことがわかります。
プライベートでタイパを「意識している」「やや意識している」と答えた人に、プライベートでしている工夫を聞くと「ネットで買い物をする」が最多の60.0%でした。「動画はながら見をする」(43.5%)、「遊ぶ相手を慎重に選ぶ」(35.1%)が続きました。
調査概要
第87回「タイパ気にしてる?」/データで知る「女性と仕事」
調査期間:2024年4月3日(水)~14日(日)
有効回答数:463人
調査対象:女の転職type会員
調査方法: Web上でのアンケート
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※調査は「女性」と性自認している人を対象に実施しています。
<参照>
仕事で「タイパ」を意識する人は84.7%。年齢が上がるほど、仕事上の「タイパ」を意識する人は増加/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第87回】
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