通信サービス事業を手がける株式会社ネクスウェイが、SMS認証と必要最低限の確認項目による身元確認を可能にするという「オンライン本人確認サービスLite」の提供を始めました。
サービス提供の対象となる業種は、オンラインチケット・シェアリングエコノミー・人材紹介などだといいます。アカウントの重複登録、不正転売、盗難などが問題視されているこれら業界の現状を背景に、迅速かつ低コストな本人確認フローの構築を目的としているとのことです。
従来の「オンライン本人確認サービス」
同社は従来から、犯罪収益移転防止法(犯収法)の要件に該当する金融機関などの特定事業者が対象となる「オンライン本人確認サービス」を提供。
ただ、犯収法に準拠したオンライン本人確認を行う場合は、複雑で時間のかかる確認フローが課せられる上に、コストもかさみ、ユーザーの離脱やコストのミスマッチが事業者の課題になっていたそうです。
新サービスのメリット
そういった課題を踏まえて、登場する「オンライン本人確認サービスLite」。確認項目は氏名・住所・生年月日・本人確認書類の有効期限の4つで、本人確認の作業を最小限にとどめることができるそうです。
また、携帯電話番号を用いたSMS認証を行うことによって、同一人物による重複登録を防止できるのも特徴の1つだといいます。
月額利用料金は12,500円~(税抜・参考価格)。オペレーターによる反社チェックなどのオプションサービスなども備わっているとのことです。
<参照>
ネクスウェイ、本人確認を迅速かつ低コストに行う「オンライン本人確認サービスLite」を提供開始
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