HOMEライフスタイル 赤い「Suica」アプリが登場 訪日外国人向けに提供、窓口の混雑緩和へ

赤い「Suica」アプリが登場 訪日外国人向けに提供、窓口の混雑緩和へ

前地美優

2024/05/10(最終更新日:2024/05/10)


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東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、訪日外国人向けに、JR東日本の新幹線や特急列車のチケット発券サービスを拡充すると発表しました。

訪日外国人がスムーズに旅行できるように

対象言語が英語となる訪日外国人向けスマートフォンアプリ「Welcome Suica Mobile」が2025年の春にリリースされるそうです。

窓口や券売機に立ち寄ることなく、アプリ操作のみでSuicaの発行やチャージなどができるので、Apple Payに設定したクレジットカードでチャージし、入国後にはスムーズに交通機関の利用や買い物をできるといいます。

さらに、新幹線の自由席を利用する際には、「タッチで Go!新幹線」を利用すると、Suicaで改札機にタッチするだけで入場できるようになるそうです。

また、2024年夏には多言語ウェブサイト「JR EAST Rail PASS Search」が利用できるようになるといいます。旅先の移動の行程、目的地を入力すると、JR東日本エリアの最適な鉄道パスを案内してもらえるそうです。

窓口の混雑緩和をめざして

JR東日本によると、現在ジャパン・レール・パス(訪日外国人向けに、JRグループ6社が共同で販売しているきっぷ)を利用するには、窓口で利用資格の確認をしたうえで受取りが必要でした。窓口の混雑で発生する待ち時間をなくすべく、今回の取り組みに至ったといいます。

2026年春を目標に、成田、羽田および都区内の主要駅で設置されている指定席券売機にて、ジャパン・レール・パスの利用資格を自動判別したうえで、発券できる仕組みの導入をめざすといいます。

<参照>

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