株式会社鳥貴族ホールディングスは、5月1日(木)から社名を「株式会社エターナルホスピタリティグループ」へ変更しました。
名前だけ見ると、飲食店を営む会社なのか一瞬分からなくもなりそうですが、この改名には、どのような理由があるのでしょうか。
新社名に込められた思いは?
新社名である「エターナルホスピタリティグループ」は、カタカナ表記や英語でも意味の通じる社名にするという海外戦略の1つです。
ただ、名前の由来は1986年創業時の「株式会社イターナルサービス」という社名にあります。当時の社名には、「永遠にお客様、ひいては社会に奉仕していくことが、永遠の会社に繋がる」という思いが込められていたといいます。
社名を「株式会社鳥貴族」とするまでの約23年間、「イターナルサービス」の社名で成長してきたという同社。新しい社名は、創業当時の想いを忘れず、グローバルな展開を加速させ、世界の外食市場へ挑戦していくという意思の表れでもあるそうです。
「永遠・挑戦・成長」をイメージした新ロゴ
あわせて、コーポレートロゴも新しくしました。グループの企業理念の核にある「永遠」(永遠の理念「うぬぼれ」、永遠の使命「外食産業の社会的価値向上」、永遠の目的「永遠の会社」)を実現するべく、従来ロゴの右下にもあった「∞」を拡大して配置しているとのこと。
ロゴの傾きは「挑戦」「成長」を表現しており、海外展開への挑戦とグローバル企業としての成長を意味しているといいます。「焼鳥屋 鳥貴族」のロゴで使用している温かみのある赤色は、愛・情熱、リーダーシップ・エネルギッシュを表す色として使用しているといいます。
海外展開へ注力
グローバル企業として成長を目指していくうえで新しくした社名とロゴ。さらに、「Global YAKITORI Family」というビジョンも策定しました。
焼鳥を中心とした外食産業の海外展開を通し、日本の焼鳥文化・品質を世界に広め、“YAKITORI”が世界言語となることを目指していくそうです。
海外への取り組みが開始
3月には、台湾や香港での店舗展開に向けた調印式を行いました。
また、5月1日(水)から100%子会社の「TORIKIZOKU USA INC.」がアメリカ・ロサンゼルスにある焼鳥店「HASU」を事業譲受。「HASU」の運営を開始しています。
「HASU」は現地で長年愛されている焼鳥店とのことで、アメリカにおける焼鳥店運営に関するノウハウを、米国での事業展開に生かしていきたいそうです。
<参照>
台湾における「焼鳥屋 鳥貴族」の展開に向けて合弁契約を締結、台湾にて調印式を実施
香港における「焼鳥屋 鳥貴族」の展開に向けてフランチャイズ契約を締結、香港にて調印式を実施
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