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ライドシェア求人の人気急上昇 タクシー求人とのちがいをIndeedが調査

川上雅結

2024/05/02(最終更新日:2024/05/02)


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求人サイトを運営するIndeed Japan株式会社(以下、Indeed)は、ライドシェアに関する仕事の検索動向を調査し、結果を発表しました。

調査・分析は、同社のデータを活用し、調査・研究機関のIndeed Hiring Labが行いました。

日本でライドシェアが一部解禁

道路運送法第78条では、「自家用車の有償運送禁止」が定められています。

ただ、タクシー不足問題を解消するため、政府は、公共の福祉のため、やむを得ない特定の地域では、タクシー事業者の管理のもとで自家用車や一般ドライバーが有償でサービスを行う「ライドシェア」を2024年4月から可能とすることを決めました。

ライドシェア解禁で検索は29倍に

調査結果によると、Indeedにおけるライドシェアの仕事検索は、ライドシェアの一部地域での解禁が発表された2023年12月20日(水)と比較し、2024年4月9日(火)時点で29倍に上昇したとのこと。

求職者のライドシェア求人に対する関心が急速に高まっているといえます。

副業としての関心を集める「ライドシェアドライバー」

Indeed Hiring Labは、関心を寄せた理由を明らかにしようとライドシェアの求人をクリックした人が検索に用いたキーワードを調査。

すると、「副業」「土日のみ」「スキマ時間」「週1〜2日」といった「副業/スキマ時間関連」のキーワードとセットで検索した人は8.1%に。タクシードライバーの求人の場合には、「副業/スキマ時間関連」のキーワードとの検索はおよそ3.1%、全求人に対象を広げたときでは3.3%となりました。

副業やスキマ時間といった働き方の特徴が、ライドシェアの仕事と親和性が高いと考えられ、そのような働き方を希望する求職者がライドシェア求人へ関心を寄せている傾向があるとみられるそうです。

調査・分析概要

・調査・分析主体:Indeed Japan株式会社
・調査・分析対象期間:2023年9月1日(金)〜2024年4月9日(火)
・調査・分析方法:対象期間において、日本のIndeed上での仕事検索のうち、以下キーワードを含む仕事検索割合を集計
・ライドシェア:ライドシェア、シェアライドを含む
・副業/スキマ時間関連
 副業:副業、W(ダブル)ワークを含む
 スキマ時間:スキマ、空いた時間、短時間を含む
 週1〜2:週1、週2のワードを含む
 土日のみ:土日のみ、土日祝のみ、週末のみなどを含む

<参照>

Indeed Hiring Lab、ライドシェアの仕事検索動向を調査。2023年12月のライドシェア解禁発表から仕事検索は29倍に上昇。 ライドシェア求人は、「副業」や「スキマ時間」での就業希望者から関心が高い傾向。 Indeed Japan株式会社

自家用車活用事業の制度を創設し、今後の方針を公表します。|国土交通省

全自交労連 提出資料 交通政策審議会陸上交通分科会 第1回自動車部会

タクシーアプリ「S.RIDE®」、タクシー事業者によるライドシェア対応開始| S.RIDE株式会社

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