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Zoomで文字起こしをする方法|議事録への活用術を紹介

U-NOTE編集部

2024/05/09(最終更新日:2024/05/14)


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Zoom会議の議事録作りを助ける、Zoom文字起こし機能を使用したいと思っている人は多いのではないでしょうか。

本記事では、Zoomで文字起こしをする方法や、文字起こしができるZoomのバージョンなどを詳しくご紹介します。文字起こしした内容を議事録に活用する方法などもご紹介するので、仕事に役立てたい人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • Zoomで文字起こし機能を使用する方法
  • Zoomの文字起こし機能を議事録に使用する方法
  • Zoomの文字起こし機能を使用する際の注意点

 

Zoomのデフォルトの日本語文字起こし機能とは

Zoomのデフォルトの文字起こし機能は、今まで英語のみ文字起こしができてました。2022年9月に、日本語や韓国語、ハンガリー語などのベータ版を使用できるようになりました。現在のZoomでは、29言語の文字起こしができます。

Zoomの無料ユーザーでも日本語文字起こしができるようになったので、議事録に活用されるようになりました。

参考:Zoom「字幕を他の言語で表示

 

Zoomの文字起こし機能が使用できるバージョン

残念ながらすべてのバージョンのZoomで文字起こしができるわけではありません。

Zoom デスクトップ クライアントの場合、Zoomの文字起こし機能が使用できるバージョンは、以下の通りです。

  • Windows::5.10.6 以降 

  • macOS::5.10.6 以降 

以下でご紹介するZoomで文字起こし機能を使用する方法で、設定ができない場合はZoomのバージョンをアップグレードしましょう。

 

Zoomで文字起こし機能を使用する方法(サブタイトル)

次からは、Zoomで文字起こし機能を使用する方法を画像を使ってご紹介します。

STEP1.Zoomの公式サイトにログインする

まずは、設定を変更するためにZoomの公式サイトにアクセスし、画面右上にある「サインイン」からログインしましょう。

>>Zoomの公式サイトはこちら

メールアドレスやパスワードなどを入力して「サインイン」。

STEP2.設定を変更する

「設定」>「ミーティング内(詳細)」にある自動字幕・完全な文字起こし・字幕の保存をオンにしましょう。

STEP3.Zoomの字幕言語を変更する

デフォルトの字幕言語が日本語になってないことがあります。「字幕を表示」の横側にある「^」をクリックし、「字幕言語」を日本語に変更しましょう。

STEP4.文字起こし機能をオンにする

「字幕を表示」をオンにし、「保存」をクリックしましょう。

適当に話してみると、精度の高い文字起こしができました。

 

Zoomの文字起こし機能を議事録に使用する方法(フルトランスクリプト)

上記でご紹介した方法では、文字起こしした内容を保存できず、議事録に使うことができません。議事録にZoomの文字起こしした内容を使用したい場合は、以下でご紹介する方法を参考にしてください。

STEP1.「全文の文字起こしを表示」をクリック

「字幕を表示」の横にある「^」をクリックし「全文の文字起こしを表示」を選択しましょう。

言語を選択し「保存」をクリック。

STEP2.「文字起こしを保存」をクリック

文字起こしされた内容が上記の画面に表示されます。

「文字起こしを保存」をクリックすると、「文字起こしが保存されました」と表示されます。

STEP3.ファイルを確認する

保存された「txt」ファイルを開くと、上記の画像のように誰が・いつ・何を話したのかが表示されます。

このファイルを活用して、議事録を作ってみましょう。

 

Zoomの文字起こし機能を使用する3つのメリット

Zoomの文字起こし機能を導入するべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

以下では、Zoomの文字起こし機能を使用する3つのメリットについてご紹介します。

他の文字起こし機能を使用しなくてもいい

Zoomの文字起こし機能を使用することで、他の文字起こし機能を使用しなくてもいいため楽に文字起こし機能を導入できます。

また、文字起こし機能を使用するかしないかもZoom上で選べるため、操作にストレスがない点がメリットです。

リアルタイムで文字起こしできる

Zoomの文字起こし機能はリアルタイムで文字起こしできる点がメリット。例えば、周りがうるさい環境でも文字起こし機能を使用することで、Zoom会議に参加できます。

また、聴力が弱い人が補助的に使用することも可能なので、働きやすい環境づくりにもなります。

聞き取りづらかったところはすぐに修正できる

議事録に使用するために文字起こし機能を使用している場合、聞き取りづらかったところにすぐに対応できます。

「もう一度言ってもらってもよろしいでしょうか?」とリアルタイムで伝えることで、議事録作りに役に立つでしょう。

 

Zoomの文字起こし機能を使用する際の注意点

Zoomの文字起こし機能は無料で使用できる機能であるため、万能ではありません。以下では、Zoomの文字起こし機能を使用する際の注意点をご紹介します。

ホストが文字起こし機能をオンにする必要がある

Zoomの文字起こし機能を使用するためには、ホストが文字起こし機能をオンにする必要があります。ホストがZoomの知識を持っていなければ、文字起こし機能が使用できない可能性がある点に要注意。

文字起こし機能を使用する際は、Zoom会議を開始する業務担当者にZoomの設定をあらかじめ設定するように伝えておきましょう。

環境によっては文字起こしの精度が低いこともある

Zoomの文字起こし機能に限らず、文字起こし機能は環境によって精度が低いこともあります。

文字起こしの精度を上げるためには

  • 空調の音や、ざわざわした音がない静かな部屋で会議を行う

  • 複数人が一度に話さないようにする

  • 高性能なマイクを使用する

などの方法があります。なるべく環境を整えて、文字起こし機能を使用することをおすすめします。

 

Zoomと連携できる文字起こし機能を使用するのも一案

Zoomのデフォルトの文字起こし機能の精度が低い、使いにくいと感じる人は、Zoomと連携できる文字起こし機能を使用するのも一案です。

Zoomと連携できる文字起こし機能でおすすめのサービス「AI議事録取れる君」。AI議事録取れる君では、Zoomと連携しリアルタイムで文字起こしをしてくれます。また、AIが自動的に要点をまとめてくれるため議事録を書く業務を短縮してくれます。

個人の場合、月額980円(税抜)で使用可能です。法人の場合は、公式サイトにお問い合わせをしてみてください。

>>公式サイトはこちら

参考:議事録サービス「AI議事録取れる君」がZoomと連携、ミーティングの議事録を自動で作成

 

Zoomで文字起こしをする方法を習得しよう

本記事のまとめ
  • Zoomはデフォルト機能を使って日本語の文字起こしができる
  • Zoomで文字起こしをするためには、事前に設定をする必要がある
  • Zoomのメリットや注意点を知った上で、文字起こし機能を使用しよう

本記事では、Zoomで文字起こしをする方法を画像を使って詳しくご紹介しました。Zoomで文字起こしをする際は、事前に設定を変更する必要があります。初めて文字起こしをする際は、設定を変更し、使用できるかどうかミーティングを開いて試してみましょう。

本記事を参考に、Zoomで文字起こしをする方法を実際に試してみてはいかがでしょうか。

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