学生向けボランティアマッチングアプリや採用支援の事業を行う株式会社musbunは、4月23日(火)から新たに「キャリシー」と名付けた就活サービスをスタートしました。「興味」と「共感」を軸に学生と企業がつながるというアプリです。
学生が共感できる企業との出会いを実現
これまでに株式会社musbunは、大学や地域の福祉関係機関との連携、学生や若者を対象とした対話型プログラム「KAIGO MY PROJECT」の開催、福祉体験の情報サイト「musbun」の開発・運営など、地域共生社会を目指した取り組みを行ってきました。
学生に向けたキャリア教育や採用支援、ボランティアなどを行うなかで、社会貢献に前向きな企業との出会いがあったといいます。しかし、そういった企業が学生とつながる機会は少ないことに気がついたそうです。
就活において資金力や知名度の高い企業が認知され、地域企業は周知に時間がかかってしまう側面もあるとして、同社は「興味」「共感」から学生と企業が出会える新たな就活サービス「キャリシー」を立ち上げたといいます。
地域貢献に関心を寄せる学生は少なくない
musbunが765人の学生を対象に行ったアンケートをみてみましょう。
40%以上の学生は具体的な業種や職種は決まっていないものの、「社会の役に立ちたい」と考えていることがわかりました。さらに。業種が未定の学生の約90%は、何かしらの関心テーマがあるとのこと。関心があるというテーマには、「地域活性」「環境」「食」「伝統工芸」などが挙げられます。
キャリシーの特徴
このサービスは、興味関心のあるテーマでインターンや本選考の募集を探せる点が特徴です。アプリ内にあるテーマを選択することで、興味のある求人情報に辿り着くことができます。
また、企業側も自社の取り組みや目指していることを記載できるので、想いに共感した学生を募りやすくなっているとのこと。先輩からのメッセージなど、よりリアルな声も公開しています。
気になる企業を見つけた学生は、「すぐに応募したい」「会社見学したい」「オンラインで話を聞きたい」の3つから次のアクションを選べます。選考に進むためのアプローチが気軽に行えるのもポイントです。
<参照>
【学生スタートアップが新サービスリリース!】学生の声から誕生した、新しいの形の就活アプリ「キャリシー」がサービス開始
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