コロナ禍をきっかけとして、海外拠点やクライアントとオンライン会議がさかんに行われるようになりました。
傍聴者として参加した会議で、堂々と英語で議論に参加する上司や先輩たちの姿に「英会話力を高めなくては……!」と決意を新たにしたフレッシャーズがいるかもしれません。
「Gaba マンツーマン英会話」に通い、英会話を学ぶ生徒381人に英語学習についてアンケート調査を実施しました。スクールに通う人たちは、どんな学習方法でスキルを磨いているのでしょうか。
レッスンの予習・復習・とにかく話す
英会話力を高めるために「効果的な」学習法TOP3は、「レッスンの復習(48票)」「とにかく話す(35票)」「インストラクターとの会話(21票)」。
上位回答ではありませんが、「シャドーイング(英語を聞きながら真似して発音する練習方法)」「音読」「日記をつける」などは、身近にネイティブスピーカーがいない、英会話スクールに通っていなくても取り入れられそうです。
ただ聞くだけ/話すだけではダメ?
効果がなかったと感じた学習方法をたずねた設問では「ただ聞いているだけの勉強や英単語帳を見て覚える勉強。アウトプット(例:シャドーイング)がないとダメだと感じている」というコメントとあわせて、「単語の丸暗記(87票)」が1位に。「ただ聞くだけ・書くだけ(61票)」と続きます。
この設問では、それぞれの回答とともに「話すだけ、書くだけ、聞くだけ、読むだけ。どれかとセットでやらないと頭に定着しない」「読み書きだけではダメで、スピーキング用のトレーニングは絶対に必要」といったコメントが集まったといいます。
英語をインプット/アウトプットするための学習を「同時に行うことが重要」だと考えられていることがうかがえます。また、「英文法にこだわりすぎること。完璧さを求めたらきりがない」という意見も出ていました。
調査概要
調査方法 :インターネットによるアンケート
有効回答数:Gaba マンツーマン英会話クライアント(生徒)381人
調査期間 :2024年2月24日(土)~3月11日(月)
調査主体:株式会社NOVAランゲージカンパニー
くわしい調査結果はこちらから
<参照>
実際に英会話を習っている381人に聞いた「英会話力が伸びた or 失敗した方法」(Gaba篇)
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