ブロックチェーンを基盤にしたデジタルグッズ配布基盤「NFT Drop」を保有する株式会社YUKIMURAは、デジタル宝探しエンターテインメント「トレジャーGO」の実証実験を開始しました。
NFT(非代替性トークン)とは、偽造できない鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータで、1つとして同じものが存在しないということを意味します。Non-Fungible Token(ノンファンジブル・トークン)の頭文字を取った略語です。
トレジャーGOとは
この実証実験を行う株式会社YUKIMURAは、「幸せな村を作る」というミッションを掲げています。
幸せな地域の構築のためには、経済の活性化が不可欠だと考え、地域での消費を重視。中長期的な地域活性ができる「新しい地域経済活性化モデル」の構築に挑戦しており、取り組みの一環として「トレジャーGO」を開発しました。
トレジャーGOでは、位置情報を活用してデジタルトレジャー(NFT)の収集を行い、1番多く集めたプレイヤーが優勝賞金を獲得します。
優勝賞金は、地域事業者などの協賛者から得られた協賛金がもとになっています。協賛者は「トレジャー設置場所を決められる権利」を得られるそうです。
優勝賞金は参加者が多いほど増額されるといったインセンティブ設計が行われていることから、来訪者を増やすことが期待でき、地域活性化に役立つといいます。
トレジャーGOへの参加方法と今後の展望
今回は、日本全国を対象とした「トレジャーGO JAPAN編」と京都府の丹後地域を対象とした「トレジャーGO TANGO編」が開催されます。
参加に際して、専用アプリのダウンロードは不要。同サービス公式のLINEアカウントと、ともだち登録をして参加者のアカウントIDが発行され、「トレジャーMAP」に表示された地域を周遊し、トレジャーを収集することができます。
今後は、「トレジャーGO 大阪編」や「トレジャーGO 博多編」など、日本各地の地域での開催を目標としており、目標に向けて地方創生や地域経済活性化に関心のある企業と積極的に連携を取っていく見通しです。
<参照>
【NFT×地域創生】DAOの要素を取り入れた地域経済活性化エンターテイメント『トレジャーGO』は実証実験開始。日本列島を舞台にした「JAPAN編」と、京都府丹後地域を舞台にした「TANGO編」を開催。
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