「see」と「watch」の違い、説明できる？　“英語の使い分け”をテーマにした教科書とは？

丘田麻美子

2024/04/19（最終更新日：2024/04/19）

目次: +英語の「本質」を徹底的に深堀り; +「単語の使い分け」と「脱・丸暗記の英文法」; +書籍情報

株式会社Gakkenが、英語の本質（コア）を伝えるという書籍『コアで攻略する英単語の教科書』『コアで攻略する英文法の教科書』を発売しました。

覚える英単語の数よりも基本となる単語の使い分けが大切だといい、「脱・丸暗記」につながる英文法のとらえ方などにフォーカス。英語の核に迫った1冊だといいます。

英語の「本質」を徹底的に深堀り

英語学習で「たくさん単語を覚える」「文法を丸暗記する」ことばかりを繰り返しても成果を得られないという人は少なくないかもしれません。

この教科書は‟ピンとこないまま”勉強を続ける人に向けて「なるほど！」と腑に落ちる勉強法を提案するといいます。

『コアで攻略する英単語の教科書』『コアで攻略する英文法の教科書』の2冊は、同社が2023年9月に発売し、「わかりやすい！」と多くの声を集めたという『英語イメージ大図鑑』の姉妹本です。

単語や文法がもつという「本質的な意味」こそが、文脈に左右されない核であるという考えのもと、英語の「本質＝核」をつかみ、徹底的に深堀りし、理解を深めていけるそうです。

「単語の使い分け」と「脱・丸暗記の英文法」

英語学習では、中学レベルの単語を「使い分けつつ、使いきる力」が重要だとよくいわれます。

『コアで攻略する英単語の教科書』では、基本＝コアがわかれば、意味を推測することができるようになるとして、be動詞、do、haveなどの基本動詞、「see／look／watch」のように似た意味をもつ動詞の使い方・見分け方などといった‟単語のコア”をていねいに解説しているそうです。

文法であれば、「現在完了形でhaveを使う理由」を説明することは難しいかもしれません。本書は、“have”の本質（コア）を理解していればその理由がわかるといいます。『コアで攻略する英文法の教科書』では、文法の丸暗記から卒業できる「わかる英文法」を伝授。英語の「なぜ？」を氷解し、納得したうえで文法スキルをアップし、英語の本質に近づこうとします。