2021年に廃校となった静岡県熱海市の「旧網代小学校」を、カフェやコワーキングスペースなどが集まる施設「AJIRO MUSUBI(あじろむすび)」として生まれ変わらせるプロジェクトが始動しました。
地域の新たな産業の創出や発展につなげられるコミュニティの形成に寄与したいという思いから始まったプロジェクトだそうです。
「AJIRO MUSUBI(あじろむすび)」とは
2021年に廃校となった静岡県熱海市の旧網代小学校がリニューアルし、誰でも自由に入れるオープンなコミュニティスペース「AJIRO MUSUBI(あじろむすび)」として利用できるようになるそうです。
「AJIRO MUSUBI(あじろむすび)」の1階には、地元の食材を使った食事メニューや、本に囲まれて交流ができる「カフェ」、子どもの想像力をかきたてるような冒険遊び場「プレーパーク」、小商いができる「チャレンジショップ」、南熱海の海山の自然を活用した体験プログラムなどを通してお互いに学び合える「みんなの学舎」などがあるそうです。
2階では、Wi-Fi完備の約25席のワークスペースが利用できる「コワーキングスペース」を月額で5,500円(税込)、ドロップインは1日1,500円(税込)で利用できるとのこと。利用者の社交場として、バーラウンジも設置予定だそうです。
また、企業同士が事業共創に取り組むための「オフィススペース」も用意。利用契約料が、月額賃料80,000円(税込)と共益費20,000円(税込)。シェアプランの場合は、月額賃料(共益費込み)20,000円(税込)になるそうです。
コワーキングスペースとオフィススペースは、4月中旬に使用できる予定とのこと。
取り組みの背景
「AJIRO MUSUBI(あじろむすび)」の事業に取り組んだ「一般社団法人あじろ家守舎(以下、あじろ家守舎)」は、南熱海(網代)の帰郷者・移住者・二拠点居住者などのメンバーで構成。
あじろ家守舎によると、地域資源を活用して魅力ある産業・事業を創出し、住む人・訪れる人が、心豊かで笑顔あふれる街づくりをめざしているといいます。
クラウドファンディングを通じて、必要な備品・什器・造作などの費用を募集しているそうです。
<参照>
廃校となっていた熱海市の旧網代小学校が、人と街を結ぶ交流拠点「AJIRO MUSUBI」に生まれ変わります
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