HOMEビジネス 社長も‟高齢化”、ITを含むサービス業では若い世代が健闘 全国の社長の平均年齢は?【帝国データバンク調べ】

社長も‟高齢化”、ITを含むサービス業では若い世代が健闘 全国の社長の平均年齢は?【帝国データバンク調べ】

西 並子

2024/04/17(最終更新日:2024/04/17)


このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社帝国データバンク(以下、TDB)では、約147万社が登録されているという企業概要ファイル「COSMOS2」から、企業の社長をめぐるデータを抽出。2023年12月時点の平均年齢を調査しました。

年々上昇する平均年齢

本調査では、2023年の平均年齢は60.5歳(前年比0.1歳上昇)だといい、同社が記録をさかのぼれるという1990年から平均年齢は上昇の一途をたどっているそうです。

年代別だと、「50歳以上(29.2%)」「60代(26.6%)」「70代(19.9%)」「80代(5.3%)」と、50代を超える社長が81.0%を占めていることがわかります。

起業家やスタートアップ経営者には「若手が多い」というイメージがありますが、「30歳未満」は0.2%という低い水準です。

不動産業で社長の高齢化が目立つ

業種別に見ていきましょう。平均年齢がもっとも高かったのは「不動産」で、62.6歳。さらに、不動産業を「不動産代理・仲介」や「貸事務所」などの9業種に細分化すると、そのうち7業種で全体平均の60.5歳を上回っている結果になるそうです。

一方で、IT企業を含む「サービス」業では、平均年齢は59.1歳と、比較的若い傾向を示しています。

東北エリアではさらに深刻な‟高齢化”

都道府県別では、秋田県が62.5歳でもっとも高く、次いで岩手県の62.4歳、高知県の62.3歳と続いています。秋田県は6年連続のトップとなり、東北地方は6県すべてが全体平均の60.5歳を上回る結果です。

もっとも平均年齢が低かった三重県で59.4歳。前年より0.3歳上昇していることから「60歳を超える日も遠くない」という見解が示されています。

TDBによると、後継者不在による倒産が586件(2023年)と過去最多だといいます。そのうちの約4割は「経営者の病気、死亡」が原因だそうです。

こういった経営者の高齢化にともなう事態を防ぐためにも、円滑な事業承継を実現する必要があると伝えています。

<参照>

社長の平均年齢、60.5歳 33年連続の上昇、高齢化止まらず

 

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード