転職情報を発信するWEBサイト「ミライのお仕事」を運営する株式会社ネクストレベルは、「飲みニケーション」についての調査を実施しました。
コロナ禍では、さまざまな業界に大きな影響がありましたが飲食店もそのひとつです。街は平常に戻りはじめていますが、仕事上の飲み会にはどのような影響があったのでしょうか。
20歳以上の社会人男女831人から得た有効回答を基に、調査結果を発表しています。
会社の「飲み会」頻度はどのくらい?
仕事上の飲み会の頻度を聞くと、29.1%の人が「ほとんどない」と回答。「年に1~2回」も30.1%と、なんと全体の6割近くが年に数回程度しか仕事上のお酒の付き合いがないことがわかりました。
「コロナ禍以降、飲み会がまったくなくなった」「最近は飲み会自体がないし、あっても感染予防を理由に断ることができる」など、コロナ禍をきっかけに意識の変化があったという声が寄せられたそうです。
「飲みニケーション」は必要だと思いますか?
仕事上の「飲みニケーション」は必要か質問すると、「飲みニケーションはいらない」が27.0%、「どちかというといらない」37.5%と、“いらない派”が約6割強という結果に。3人中2人は「飲みニケーション」は不要だと考えていることがわかりました。
年代による意識の差は、ほぼなし
“若者は飲み会を敬遠しがち”と言われることがありますが、年代によって意識の違いはあるのでしょうか。
世代によって考え方に差が出るかと思いきや、年代別で調査結果を見ると考え方にほとんど差がないことがわかりました。
仕事上の飲み会について20~30代の意見を聞くと、「新年会や忘年会、歓送迎会など、節目での飲み会は部内の結束を深めるのに必要だと思います」「飲み会をきっかけに他部署の社員と交流が生まれ、交友関係が広がった」と、ポジティブな声があがる一方で、「就業時間外に会社の人と同じ空間にいたくない」といったネガティブな意見も。
「飲みにケーションは不要」と考える人が多いものの、職場の親睦を深めたり、新入社員らが働きやすくなる環境づくりに「飲み会」が一役買うシーンも少なくないようですね。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20歳以上の社会人男女
アンケート母数:男性266人・女性565人(合計831人)
実施日:2024年3月1日(金)~10日(日)
調査実施主体:ミライのお仕事(https://jobseek.ne.jp/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
<参照>
2024年最新調査:「飲みニケーション」はありかなしか、 社会人831人に聞いてみました
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