選挙が行われるたびに投票率の低さが話題になります。特に若い世代の投票率の低さは課題となっています。
選挙のさいに、「誰がどのような人柄なのかわからない」「どんな実績があるのか知らない」といった理由で投票に行かない人も多いのではないでしょうか。
政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」では、2015年7月の創業以来、選挙に関する情報を提供し続けて2023年には年間1億PVを記録しました。若い世代が選挙のさいに参考になる情報も充実しているようです。
若い世代の投票率は半数に満たない
2015年から選挙で投票できる年齢が引き下げられ、18歳から投票できるようになりました。
国政選挙の年代別投票率をみていくと、2021年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙では、10代が43.23%、20代が36.50%、30代が47.13%となっており、全年代を通じた投票率は55.93%でした。
また、2022年年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙では、10代が35.42%、20代が33.99%、30代が44.80%となっており、全年代を通じた投票率は52.05%でした。このように、若い世代の投票率は以前低い水準にとどまったままです。
【参考】
選挙権年齢の引下げについて|総務省
国政選挙における年代別投票率について|総務省
「選挙ドットコム」とは
「選挙ドットコム」は、2015年に創業したポータルサイトで、選挙に関する最新データや時事ニュース、地方の首長・議会にも注目したコンテンツなどを提供しています。
全国の選挙管理委員会から直接的に情報提供してもらっているため、常に最新の選挙データが更新されており、日本国内でも有数のデータ量となっているそうです。また、選挙や政治に関するインタビュー記事や、政治家の活動記録、政治家へネットで献金できるシステムなど、有権者と政治家をつなぐコンテンツもあるといいます。
初めて選挙に行く人の参考になるような、選挙の仕組みやルールなどを学べるコンテンツも充実しているとのこと。政治・選挙に高い関心がある人だけではなく、これからの人にも役立つ情報が得られるそうです。
<参考>
政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」が利用者数2500万人を突破!
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