マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングは、全国20〜69歳の男女を対象に「スーツに関する調査(2024年)」を実施。
新生活が始まるときに、多くの人が着用するスーツに関して、購入・着用実態や着用に関する意識について詳しく調査しました。
新たな生活を送っている人も多いであろう、4月。「スーツにどれくらいお金をかけるべきか」「社会人になる際に新しくスーツを新調するか社会人になってもスーツを着る前提で選ぶべきか」といった話題も多くなる時期でしょう。
着られない可能性のあるスーツはある?
購入した・買ってもらったことがある人の中で、今は着られない可能性のあるスーツの保有率は半数に上りました。
まだスーツを着始めたばかりであろう20代でも「今は着られない可能性のあるスーツ保有率」が36.5%だといいます。
スーツ着用頻度は年に1回以下の人が半数以上
スーツの着用頻度は、 1年に1回以下の人が半数以上と着用頻度は低く、女性50代は、「それ以下(3年に1回未満)」の人が特に多くなっています。
男性40代・男性50代は「週5日以上」が他の年代より高いものの、2割程度にとどまっています。
そのためか、男性では年代が上がるほど保有数が多くなる傾向にあるものの、全体の保有数は1着、2着がボリュームゾーンとなりました。
きちんとした服装が必要な時は?
スーツなどのきちんとした服装がふさわしいと思うシチュエーションは(複数回答あり)、「面接」「入社式」「結婚式・葬式」「入学式・卒業式」が半数超えと、セレモニーに関するものが上位を占めています。
一方、必須ではないと思うシチュエーションは、「引っ越しのあいさつをするとき」「音楽会・観劇」「同窓会」が半数超え、「普段、仕事で出勤するとき」が4割です。
スーツに関して思うことは、「クリーニングに手間・お金がかかる」「揃えるのにお金がかかる」「着ると窮屈に感じる」がTOP3に入っています。
着用が必要と思う場面は多い一方で、スーツに対してネガティブな感情を抱く人が多いことがわかりました。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2024年3月29日(金)~ 30日(土)
有効回答数:本調査1,100サンプル
調査主体:株式会社クロス・マーケティング
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20240403suit/
<参照>
面接や入社式にはやっぱり「スーツで」 普段着る頻度は「1年に1回以下」が半数
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