HOMEビジネス 3人に1人が「仕事を通じた成長実感がない」 成長を妨げるものとは?【エン・ジャパン/AMBI調査】

3人に1人が「仕事を通じた成長実感がない」 成長を妨げるものとは?【エン・ジャパン/AMBI調査】

ひのあかり

2024/04/03(最終更新日:2024/04/03)


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新年度を迎え「もう入社○年目なのか……」と驚いている人も多いのではないでしょうか。できることなら、重ねた年次に比例して、ビジネスパーソンとして成長していきたいものです。

エン・ジャパンが運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職「AMBI」では、 39歳以下のユーザーを対象に「仕事を通じた成長実感」に関するアンケートを実施。1,223人からの回答を集めました。

仕事における成長意欲は高いが、実際は……?

調査では、働く企業を選ぶうえで、成長環境の有無を重視するかを質問。「重視する」「どちらかと言えば重視する」の合計は94%でした。多くの人が仕事を通じて成長したいと考えているようです。

「重視する」「どちらかと言えば重視する」と回答した人に理由を聞くと、上位は「できる仕事の幅を広げたいから(69%)」、「自身の市場価値を高めたいから(67%)」でした。第3位の回答は男女で異なり、男性は「昇給・昇格したいから(50%)」、女性は「仕事人生を充実させたいから(53%)」という結果です。


一方で、現在、仕事を通じた成長実感があるかの設問に「頻繁にある」「時々ある」と回答した人は66%でした。34%は「ほとんどない」「全くない」と答えています。

仕事を通じた成長実感が「ほとんどない」「全くない」と回答した人に、それを理由に転職を考えたことがあるかも質問。考えたことが「ある」「どちらかと言えばある」の合計は91%に上りました。

成長を妨げる要因とは?

仕事を通じた成長実感が「頻繁にある」「時々ある」と回答した人に、どのような時に自分自身の成長を感じるかを聞くと「以前より難しい仕事をやり遂げた時(53%)」が最多。

男女ごとに最多の回答を見ると、男性は「困難を乗り越えた時(53%)」、女性は「以前より難しい仕事をやり遂げた時」「新しい知識やスキルを得られた時」(それぞれ、同率54%)でした。

成長したいという気持ちはあれど、実現に至らないのはなぜでしょうか。

現在の職場で、自身の成長を妨げていると感じるものがあるかを質問。「身近にロールモデルがいない(45%)」が最多の回答となりました。

調査概要

調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:AMBIを利用する39歳以下のユーザー
有効回答数:1,223人
調査期間:3月2日(土)~3月22日(金)
調査主体:エン・ジャパン株式会社
記事URL:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2024/36423.html

<参照>
20代・30代のビジネスパーソン1200人に聞いた「仕事を通じた成長実感」意識調査ー『AMBI』ユーザーアンケートー

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