日本には、賞味期限をはじめとしたさまざまな理由で流通されず、廃棄される食品があふれています。
ZERO株式会社は、フードロスを削減し、再流通するために無人販売機フードロス削減BOX「fuubo(フーボ)」を開発。廃棄され、焼却した際に排出されるはずだったCO2削減にも貢献できるといいます。
3月21日(木)からは、人材採用や採用支援事業を行う株式会社HR team(以下、HR team)の協賛で、近畿大学で導入されました。
フードロス削減と学生支援を同時に実現
「fuubo(フーボ)」では、ZERO株式会社が、焼却廃棄される食品を食品メーカーや流通小売事業者から仕入れ、無人販売BOX「fuubo」を活用して割安で提供しています。
近畿大学に設置されるBOXは、HR teamの協賛により学生支援が実現。学生は簡単なアンケートに答えると商品を0円で受け取れます。物価高騰が続くなか、経済的な側面でも学生を支援できる形で導入されました。
今回の導入は、東京都立大学・南大沢キャンパス、専修大学・生田キャンパスに続き3つ目の導入となり、関東圏外での取り組みは初めてとのこと。今後も全国の大学と連携を図り、多くの学生にSDGsの取り組みの普及を行っていくそうです。
導入詳細
日程:2024年3月21日(木)~
設置場所:近畿大学 東大阪キャンパス
<参照>
近畿大学にフードロス削減BOX 『fuubo』を設置
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