「途中まで一緒に行きましょう」って言えたら……シンプル英語を学ぶ書籍『観光客を助ける英会話』

2024/04/01（最終更新日：2024/04/01）

日本を訪れる海外からの観光客数が回復し、観光地などで日本を楽しむ姿を目にしますが、同時にさまざまな場所でその「困っている姿」を見かけることも多いのではないでしょうか。

困っている人を助けてあげたい、けれども「なんて話しかけたらいいのかわからない！」という人に向けた『観光客を助ける英会話』が出版されました。

訪日客の回復状況は？

2023年に日本を訪れた海外からの客数は、25,066,100人でした。同年4月に新型コロナウイルス感染症の水際措置が撤廃されてから、その数は右肩上がりで急回復を遂げ、2019年と比して8割程度（78.6％）まで回復が進んだと、政府観光局が発表しています。

また、国土交通省によると、2023年の訪日外国人旅行消費額は5兆2,923億円（2019年比＋9.9％）で過去最高を更新したといいます。

訪日客がみな、流暢（りゅうちょう）な英語話者とは限りません。しかし、英語は学んだり、話したりする人が多数いるグローバルな言語です。だからこそ、おたがいに「わかりやすい」コミュニケーションをとることが大切です。

本書は、英語に苦手意識があるという人や、社会に出てから「ずっと英語から離れていた」という人でも無理なく使えるように、1つの文で使う言葉をできるだけ少なくしたそうです。シンプルな表現だから、英語が初級レベルでも学びやすく、忘れにくいことが特徴だといいます。

駅・観光スポット・小売店・飲食店といった「外国人観光客と遭遇しがち」な場面から40シーンをピックアップして、240のフレーズを用いた対話集としてまとめています。

著者である濱崎潤之輔さんは、明海大学、獨協大学、早稲田大学エクステンションセンターなど全国の大学や、ファーストリテイリングや楽天銀行などの企業研修での英語講師を務めています。

『観光客を助ける英会話』
著者：濱崎潤之輔

出版元：株式会社アルク
価格：1,760円（税込）
サイズ：B6判、204ページ
付属商品：音声DL約60分
ISBNコード：978-4-7574-4039-5
Amazon URL：https://amzn.to/3VF21F9

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