株式会社トランプスが展開する「ハレルヤ!」は、トイレスペースを活用した新しい形の広告メディアです。
このサービスは、店舗のトイレにポスターやステッカー、印刷済みのトイレットペーパーを設置することで、広告収益を店舗に還元し、さらにその一部を社会貢献活動に寄付するというものです。
「ハレルヤ!」の特徴
「ハレルヤ!」の特徴は、月間の想定トイレ利用者数を基に広告料金が決定される点にあります。このシステムにより、球場や体育会館などの大規模施設も参加しており、多くの店舗が新たな収入源として注目しているそうです。
店舗側は、トイレの空きスペースに広告を掲示し、その写真を送信するだけで、初期費用や登録料なしで副収入を得ることが可能。また、広告主が選択した場合、広告が印刷された再生紙トイレットペーパーが提供されます。
さらに、広告収益の一部が国際NGOに寄付され、26カ国の給水設備の設置、トイレの整備、衛生習慣の啓発活動など、社会貢献活動に使われるそうです。
トイレ広告のメリット
広告主にとっては、トイレという強制視認が可能な場所で、ターゲットとなる顧客層に直接アプローチできるメリットがあるといいます。
コロナ禍で苦境に立つ飲食店を支援する目的で始まったこのプロジェクトは、現在では飲食店に限らず、多様な業種の店舗に展開。2023年8月からは中国・上海でも広告出稿ができるようになったほか、3月25日(月)からは、1カ月間、全国のヨドバシカメラのトイレスペースにてテスト配信が開始されています。
<参照>
『トイレ広告メディア ハレルヤ!』がヨドバシカメラのトイレ空間においてミラーディスプレイ『ミラリフ』でのテスト配信開始
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