HOMEビジネス 2023年の転職者、年代別では「20代後半」が最多に 職種ごとにみると?【doda調べ】

2023年の転職者、年代別では「20代後半」が最多に 職種ごとにみると?【doda調べ】

ひのあかり

2024/03/11(最終更新日:2024/03/11)


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転職サービス「doda」は、2023年1~12月の間にdodaエージェントサービスを利用して転職したというビジネスパーソンの年齢を調査しました。

時代の変化により、新卒から定年までひとつの会社で働き続ける人は減り、転職は今や身近なものになっています。転職に成功したという人の平均年齢はいったい何歳なのでしょうか。

転職成功者の平均年齢は32.4歳

dodaを利用して、2023年の1年間で転職に成功した人の平均年齢は32.4歳でした。

男女別では、男性が33.3歳、女性が30.8歳との結果に。前回の2022年調査から比較すると、全体で+0.2歳、男女別ではともに+0.3歳となり、平均年齢はやや上昇しているようです。

転職成功者の年代別割合を比較すると「20代後半」が最多、次いで「30代前半」でした。

年代別に占める割合の上昇幅が前回と比べて最も大きかったという世代は「20代前半」で、1.5ポイント増加。一方、「20代後半」は2.7ポイントダウンしています。

同社によると、転職者数はすべての年代で増加しており、とくに「20代前半」は144.9%、全体では、前回から124.2%と大きな増加率を示しているといいます。

年代別割合、職種ごとの傾向とは?

転職成功者の年代別割合を職種別に見ると、全12職種で「20代後半」が最多でした。ただし、職種によって年代別割合には前回から変化がみられます。

なかでも、「建築/土木系エンジニア」は時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」への対策が急務だといわれています。

年代別割合は「20代前半」が前回の11.7%から14.5%へと増加しています。新卒採用に苦戦する建築関連企業が、第2新卒・若手人材の獲得に積極的に乗り出しているようです。

また、新NISAの開始などを背景に、採用ニーズが高まっていたという「金融系専門職」の年代別割合は、「40代以上」が前回の18.7%から28.2%へと増加しました。

調査概要

対象者:2023年1~12月の間に、dodaエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン
有効回答数: 約5万件
転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」 https://doda.jp/guide/age/

<参照>
転職サービス「doda」転職成功者の平均年齢調査【最新版】転職成功者の平均年齢は32.4歳

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