3月1日(金)から、2025年卒業予定となる大学生の就職活動が正式に開始。
ダイレクトリクルーティングサービスを展開する株式会社ABABAは、志望度の高い企業からの不採用通知を受け取った際の感情に関するアンケートを行いました。
不採用通知を「冷たい」と感じる人はどのくらい?
調査は、就職活動を経験し、2024年度卒業予定の大学生300人に対して実施しました。
その結果、志望度の高い会社の最終面接に進んだ経験のある人は94%でした。また、89%が志望度の高い会社の不採用を経験しています。
不採用通知の連絡手段については、「メールでの連絡」が96.6%と一般的になっているようです。
通知を受けた印象については、83%が「形式的で冷たい印象を受けた」としています。
その不採用通知をきっかけとして、85%が志望企業を嫌いになったと答えています。また、66%が不採用になった企業の製品やサービスを「今後使わない・周囲にすすめたくない」とも回答しました。
お祈りメールが冷たく感じる理由
不採用連絡のメールのことを「お祈りメール」といいます。同社によると、 メール文の最後に「〇〇様の今後のご活躍をお祈り申し上げます」といった挨拶が添えられることから、お祈りメールと呼ばれるようになりました。
不採用通知のメールは決まりきった形式で一斉送信されることが多く、選考でのフィードバックなどもなく、結果のみを通知されることも多いようです。感情のない淡々としたメッセージが冷たい印象を与えていると考えられるそうです。
不採用通知から就活うつへ
就職活動の長期化が進む中で、いまの就活生を取り巻く外的環境は厳しく、心身ともに大きな負担を抱えながら活動する状況になっています。結果として、就職活動に関連するうつ病「就活うつ」が問題になっています。
調査概要
調査期間:1月31日(水)~2月9日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:ダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」に登録している2024年卒業予定の就活生
有効回答数:300人
調査機関:株式会社ABABA
引用元:https://hr.ababa.co.jp/new-5/reserch1
<参照>
【ABABA総研】2024年度卒業予定の学生300名に調査 就活生の9割が志望度の高い企業を不採用になった経験があり、うち8割以上がその企業への「嫌悪感」を抱く結果に
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