HOMEビジネス 就職先選び「企業風土を重視すべき」と考える人は約6割 入社前に見抜くには? 会社員550人に調査

就職先選び「企業風土を重視すべき」と考える人は約6割 入社前に見抜くには? 会社員550人に調査

ひのあかり

2024/03/07(最終更新日:2024/03/07)


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3月1日(金)、 企業の採用説明会が認められ「就活解禁」となりました。就職活動で重視するべきポイントのひとつに「企業の風土・カルチャー」があります。

組織におけるカルチャー変革の基盤づくりを、ソフトウェアとサービスで支援しているUnipos株式会社は、正社員または契約社員として1年以上勤務した経験がある20~45歳の会社員550人を対象に、「就職と企業風土・カルチャーに関する実態調査」を実施し、その結果を発表しました。

本調査での「企業風土・カルチャー」とは、組織内で共通認識として持たれている独自の規則や価値観、ルールや信念のことを指すとのこと。

社会人の6割が重視することは?

調査ではまず、これまでの転職回数を質問。転職経験者は65.5%、転職したことがない人は30.2%でした。

転職経験があると回答した人に、企業風土やカルチャーが理由で退職したことがあるかを尋ねると、「企業風土・カルチャーが一番の要因だった」が19.4%、「一番の要因は他にあるが、企業風土・カルチャーも要因の一つだった」が40.4%という結果に。

企業風土やカルチャーが自分に合うかは、働き続けるうえで重要な要素となるようです。

転職経験がないと答えた人に、現職で働き続けている理由を質問。「企業風土・カルチャー(があっているの)が一番の理由」が10.8%、「一番の理由は他にあるが、企業風土・カルチャーも理由の一つ」が18.7%でした。

一方で、52.4%が「企業風土・カルチャーは理由ではない」と答えました。

回答者全体に、就職先選びで企業風土・カルチャーを重視すべきだと思うかを聞く設問では、「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計は60.3%でした。

社会人の約6割は、企業風土やカルチャーが自分に合うところを選ぶべきと考えているようです。

6割の人がカルチャーギャップを感じる

企業風土やカルチャーは、入社前にどうやって情報収集したら良いのでしょうか。

転職経験があると答えた人に、応募先企業の企業風土・カルチャーをチェックする際、役に立ったと感じた媒体を複数回答形式で質問したところ、トップは「企業サイトの採用募集ページ」(31.3%)でした。

「企業サイトの社長ページ(メッセージやインタビュー)」(27.4%)、「企業サイトの「企業理念」のページ」(26.0%)が続きました。

応募先企業の企業風土・カルチャーに関する情報収集をしていた人に、十分な情報を得られたと思っていたかを聞くと「思っていた」が10.9%、「やや思っていた」が49.0%でした。

一方、入社後に自分が思っていた企業風土・カルチャーとの認識のズレ(ギャップ)があったかの質問には、ギャップがあったと「思う」が15.6%、「やや思う」が46.3%という回答に。

約6割は入社前後でギャップがあったとの回答になり、情報収集はしていても、実際に入るまでに実態がつかみにくいようです。

ギャップを埋めるためにはどうする?

入社前後のギャップをできるだけ小さくするには、どうしたら良いのでしょうか。

入社前にどんな「選考過程」や「取り組み」があればより企業風土・カルチャーを理解できるかを複数回答で質問すると、「職場見学」が33.3%、「カジュアル面談」が27.6%、「インターン」が20.9%でした。

面接などの形式ばった場ではなく、実際に働いている社員とリアルに接触する機会が欲しいと感じている人が多い結果となっています。

また、入社前にどんな「情報」や「データ」があればより企業風土・カルチャーを理解できたかについても、複数回答で聞きました。「社内の人間関係」が37.5%、「離職率や継続年数、女性管理職比率などの人事データ」が34.4%、「人事評価や各種制度の背景や仕組み、運用ルール」が27.1%でした。

働き続けるうえで重要な要素となる企業風土・カルチャー。入社前に全ての情報を把握するのは難しいとしても、社員との接触機会を持てるように応募先企業へ依頼するなど、できるだけ実態をつかめるような努力をする必要がありそうです。

調査概要

調査名:Unipos 就職と企業風土・カルチャーに関する実態調査
調査期間:2月8日(木)〜9日(金)
有効回答:正社員または契約社員として1年以上勤務した経験がある20〜45歳の会社員550人(男性280人、女性280人)
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査機関(調査委託先):株式会社IDEATECH
出典元:「Unipos」
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

<参照>
“入社後ギャップ”を感じるのは6割以上「就職と企業風土・カルチャーに関する実態調査」実施

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