大谷翔平選手の結婚がいま大きな注目を集めています。一方、物価高が続くなかでの金銭的理由などから、若者の結婚意欲は低下傾向に。結婚生活を送るためには、どれくらいの世帯年収があれば理想的なのでしょうか。
WeCapital株式会社は、20～40代の未婚男女510人、既婚男女541人の合計1,051人を対象に「年収と結婚」に関する意識調査を実施しました。
男性よりも女性の方が、結婚相手に多い年収を求める
結婚相手の理想年収を男女別に尋ねると、未婚の女性が男性に対して求める年収は「500～600万円未満」が最も多く（23.9％）。次いで「400～500万円未満」（23.1％）、「600～700万円未満」（16.1％）との結果でした。
一方、未婚の男性が女性に対して求める年収は「300～400万円未満」（26.3％）がトップで、「400～500万円未満」（24.3％）、「200～300万円未満」（16.9％）と続きます。
女性のほうが、結婚相手により多い年収を求める傾向にあるようです。
結婚生活で余裕を感じられる世帯年収とは？
調査では、既婚男女541人に、現在の世帯年収について質問。
「現在の世帯年収は、生活に余裕を感じられる金額ですか？」と尋ねると、「いいえ」との回答が58.6％でした。半数以上は、生活に余裕を感じられていないようです。
また、結婚生活で余裕を感じるのに必要な世帯年収を質問すると、第1位は「1,000～1,500万円未満」（22.6％）。第2位「900～1,000万円未満」（14.8％）、第3位「800～900万円未満」（14.2％）でした。
8割の既婚者は、家計管理に資産運用が必要と考える
既婚者に、家計管理には資産運用が必要だと思うかを聞くと、約8割が「はい」と回答。
そのなかで、家計管理には投資運用が必要と回答した人に、どの投資をしているかを複数回答で尋ねると「新NISA」（50.0％）が最多となり、「株式」（41.6％）、「投資信託」（35.3％）と続きました。
ゆとりを持った結婚生活を送るためには、安定した収入の確保に加え、資産運用も行っていく必要がありそうです。
調査概要
「年収と結婚」に関する調査
調査期間：2月9日（金）～13日（火）
調査方法：リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数：1,051人（未婚男性255人、未婚女性255人、既婚男性268人、既婚女性273人）
調査対象：調査回答時に20～40代既婚／未婚（結婚願望のある人）男女であると回答したモニター
調査元：WeCapital株式会社
モニター提供元：ゼネラルリサーチ
出典：WeCapital株式会社「年収と結婚」に関する調査
＜参照＞
【年収と結婚に関する意識調査】女性が男性の結婚相手に求める理想年収は500万以上、男性が女性に求める理想年収は300万以上
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