SDGsの目標達成にもつながるリサイクル・アップサイクル。「環境のことは気になるけれど、何をすればいいのかわからない」「個人でできることは?」と、とっかかりをつかめない人もいるのではないでしょうか。
今回は、不要のタオルを持っていく&購入することでリサイクル・アップサイクルに参加できる取り組みや、環境にやさしい住宅を紹介します。
3/3まで! ニトリにてリサイクル
ニトリが一部店舗で不要なタオルのリサイクル・リユース回収を実施中 3/3までの期間限定
株式会社ニトリが、東京都、神奈川県、埼玉県の一部の店舗で、不要なタオルを回収する取り組みを実施しています。「新しい資源をできる限り使わず、限りある資源を守る」という目標を掲げ、自社内での循環の仕組みを構築してきたといいます。
回収期間は、3月3日(日)まで。他社のタオルも対象です。本記事にて回収実施店舗などの紹介をしています。
洗練された無骨
廃タイヤをアップサイクル カバン職人が手がける‟洗練された無骨なApple Watchバンド”
廃タイヤチューブを素材に採用したApple Watch専用バンド「Apple watch BLACK BANGLE」がサステナブルブランド「SEAL」の新製品として発売されました。
このApple Watch専用バンドは、表面全体に廃タイヤを素材に採用したことで、1つひとつのアイテムはそれぞれ素材感が異なり、まったく同じものは他にないそうです。加工が難しいといわれる廃材を、日本の職人による精密な裁断と縫製によって製品化したアイテム。Apple Watchを愛用している人はチェックしてみるといいかもしれません。
3/7まで! 新生活の家具を探している人へ
石川県七尾市の家具再生工場がアップサイクルしたデッドストック家具を販売 売上は復興支援として寄付
石川県七尾市に本社工場を構える株式会社エフラボ(以下、エフラボ)は、商品化されず行き場をなくした良質な家具を再生し、アップサイクル家具として販売します。
アップサイクルとは、捨てられるはずだった物にデザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることです。有名家具ブランドで販売予定だった家具なども含まれているといい、数に限りがあるので、販売方法は抽選制になっています。
エフラボが拠点とする能登地区は、令和6年能登半島地震により甚大な被害を受けている状況です。同社も工場が一部損壊したといいますが、地域雇用の継続を強く願い、なんとか稼動開始までこぎつけることができたとのこと。また復興支援のために、対象商品の売上を全額寄付するそうです。
土×3Dプリンター×住宅=サステナブルハウス
“土”を主材料に3Dプリンター技術で建築! サステナブルなモデルハウスが完成
株式会社Lib Workが、建設用3Dプリンターを活用した住宅「Lib Earth House」の建築しました。3Dプリンター技術で建設、さらに土を主な原材料に採用した住宅は、同社によると国内初とのことです。容易に入手でき、自然由来の資源である土を活用することで、環境に優しく持続可能な世界の実現へ貢献しようという取り組みです。
また、新たな挑戦として火星にある素材を活用して、3Dプリンターによる住宅建築を目指す!? といいます。詳しくは本記事で。
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