東京都交通局は、来年の東京2025世界陸上や東京2025デフリンピックに向けて、外国人や聴覚障がい者などの利用者を駅窓口でスムーズに案内できるよう、音声翻訳12言語に対応した透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」を試験導入します。
「VoiceBiz UCDisplay」とは?
「VoiceBiz UCDisplay」は、透明なディスプレイ上に翻訳したテキストを表示する窓口向けユニバーサルコミュニケーション(※)システムです。相手の顔を見ながら翻訳結果を確認することができるようになります。凸版印刷株式会社が開発しました。
※ユニバーサルコミュニケーション:年齢や障がい、母国語の違いなどにかかわらず、多くの人に届くような情報伝達や意思疎通を可能としていくこと。
日本語や英語、中国語、韓国語など、12の言語に対応しており、音声だけではなく、キーボードで入力することもできます。字幕表示もされるため、聴覚や言語に障がいのある人への対応が可能です。
都営大江戸線の都庁前駅に試験導入
このシステムは、2月29日(木)から、都営大江戸線・都庁前駅の駅長事務室内に設置されたそうです。これまで、池袋駅(西武鉄道)構内や百貨店などには設置されてきましたが、地下鉄では初めての試みとのこと。始発から終電まで利用することができます。
東京都交通局は、このシステムの効果を検証したあと、来年度以降に他の駅にも導入するかどうかを検討する予定です。
<参照>
全国の地下鉄初!都営地下鉄に「翻訳対応透明ディスプレイ」を試験導入します
凸版印刷、対面での円滑な多言語コミュニケーションを実現する「VoiceBizUCDisplay」を開発
TOPPAN、窓口向け翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBizⓇUCDisplayⓇ」が流通小売業界で初採用
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