HOMEライフスタイル BeRealの流行が影響? 5人に1人が加工頻度が減少と回答、Z世代のカメラアプリ事情【Appliv調べ】

BeRealの流行が影響? 5人に1人が加工頻度が減少と回答、Z世代のカメラアプリ事情【Appliv調べ】

青木一真

2024/03/04(最終更新日:2024/03/04)


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Z世代を中心として、無加工写真を投稿するSNS「BeReal」が流行しています。このアプリの人気から、SNS上での写真投稿で「無加工風」がトレンドとなっているようです。

ナイル株式会社が運営するアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」では、カメラアプリを利用する10代の男女947人を対象に、カメラアプリに関する調査を行いました。

10代に人気のカメラ/加工アプリは?

スマホ撮影で使うカメラアプリは、複数回答可で「スマホ標準のカメラ」が70.2%(665人)、「Instagram」が45.4%(430人)、「Snow」が33%(313人)でした。

「BeReal」は23.4%(222人)で4位にランクインしています。

加工で使うアプリの上位3つも同様でしたが順位が異なり、複数回答可で「Instagram」が36.1%(323人)、「スマホ標準のカメラ」が33.7%(301人)、「Snow」が30.6%(274人)という結果に。

Instagramは、アプリで撮影後そのままフィルターをかけるなどの加工をして投稿できるため、撮影/加工それぞれで上位にあるようです。

撮影のため、加工のため、と目的が異なるときに利用するアプリの順位に変動があります。これは、SNS投稿する場合としない場合で利用するアプリにも変化があることを示しています。

10代の本音は?

SNS投稿を目的に写真を撮影する人が多いといわれるZ世代。‟映えない”‟盛らない”SNS「BeReal」の流行前後で、写真加工の頻度に変化はあったのでしょうか。

1年前と比較した写真加工の頻度は、「増えた」43.4%、「変わらない」31.7%、「減った」21.2%で、「減った」と回答した人が約5人に1人でした。

また、「BeReal」の影響として、BeReal以外のSNSへの無加工写真投稿頻度は、「増えた」43.2%、「変わらない」42.8%、「減った」4.6%と、4割以上が影響を受けていることがうかがえます。

「BeReal」が人気を集めていることで、SNSの写真事情に変革が起きつつあるようです。

調査概要

調査対象:スマートフォンに写真加工アプリを1個以上入れている10代の男女947人

調査機関:株式会社ジャストシステム

調査方法:インターネット調査

調査期間:2024年2月8日(木)~2月12日(月)

調査対象内訳:15~19歳の男性293人/女性654人

出展:Appliv(アプリヴ)https://app-liv.jp/articles/149377/

<参照>

【Z世代とカメラアプリ】『BeReal』利用者の約4割が、無加工の写真をSNSに投稿する頻度増えたと回答(Appliv調べ)

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