HOMEビジネス ドトールのユニフォームが漂着ペットボトル由来の素材へ まずはスタッフから環境問題を身近に

ドトールのユニフォームが漂着ペットボトル由来の素材へ まずはスタッフから環境問題を身近に

我妻歩実

2024/02/28(最終更新日:2024/02/28)


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株式会社ドトールコーヒーは、店舗スタッフが着用するユニフォームを約8年ぶりに一新することを発表しました。

この新ユニフォームは、スタッフの意見を積極的に取り入れ、株式会社オンワードコーポレートデザインの協力を得て作られたものだといいます。2024年12月1日(日)からの新ユニフォーム導入予定を先んじて公表されました。

従業員の意見も取り入れた制服

新しいユニフォームは、ネイビーとベージュの温かみあるカラーリング用いたデザイン。実際に着用する従業員の意見を積極的に取り入れ、ストレッチ素材を使用するなど高い機能性があるそうです。

生地素材の一部に漂着ペットボトル由来の素材である「UpDRIFT(アップドリフト)」を採用。さらに、ジェンダーレスなデザインにするなどサステナビリティーの推進を図っているといいます。

全国で働く約2万人超のスタッフが環境問題を身近なこととして考える機会にし、ドトールコーヒーショップで働くことの誇りやエンゲージメントの向上につなげたいという意図があるようです。

UpDRIFTとは

UpDRIFTとは、海岸で回収したペットボトルなどをリサイクルし、環境負荷の低い新しい製品としてよみがえらせる取り組みです。

海・川・森に廃棄され散乱する漂着ペットボトルのごみたちを、地方自治体及び、企業と連携して行うクリーンアップ活動「Green and Blue Challenge」で回収し、アパレル製品原料となる資源(糸)に生まれ変わらせるそうです。

<参照>

「UpDRIFT」公式webサイト

全国2万人の従業員が環境問題を考える契機に ドトールコーヒーショップのユニフォーム一新を決定

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