株式会社ベルクは2024年2月、身だしなみ「ひげ」の基準を緩和しました。さらに、男性従業員の育休取得率100%を目指すことを宣言。従業員の多様性やワークライフバランスの観点から、より自分らしく働ける環境を目指しているとのことです。
従業員のひげの基準を緩和
昨今、「多様性」という言葉をよく聞くようになりました。実際に、女性活躍推進や外国人採用といったD&I施策を行う企業は増えてきています。多様な人材を確保することは、人手不足の解消や従業員の満足度の向上など、さまざまなメリットにつながります。
株式会社ベルクは2023年9月から、多様性の実現に向けた取り組みを開始。従業員の髪色・髪型などの頭髪やピアス・指輪などの装飾品、ネイルといった、身だしなみの基準を大幅に変更しました(紹介記事はこちら)。
そして2月、従業員のひげの基準を緩和することを発表。今後は「身だしなみの前提条件」を守りながら、必要な範囲で基準緩和を進めていくそうです。
具体的な身だしなみの変更内容
ベルクでは、以下3つの前提基準を踏まえたうえで、身だしなみの基準を緩和しています。
①常に衛生的かつ清潔で不快感を与えていない
②作業性と安全性を考慮し、業務に支障を与えていない
③恐怖感・威圧感を与えていない
これまでのひげに関する身だしなみの規定は、「毎日剃っている」ことでした。しかし、変更後は5mm未満の長さであれば就業可能としています。
男性の育休取得率100%を目指す
さらに、ベルクでは男性の育休100%取得を宣言。2022年4月に育児・介護休業法が改正されて以来、2023年の国内における男性育休取得率は約24.4%※と過去最大の値を出しました。
ベルクでも男性従業員への育休取得の意向確認を強化し、2023年2月期の男性育休取得率は52%となり、直近の2023年12月には75%まで引き上がりました。そして、今後は100%になるよう、取り組みを強化していく予定とのことです。
<参照>
従業員の多様性を尊重し、身だしなみ「ひげ」の基準緩和ワークライフバランスの推進に向け、男性育休100%取得を宣言
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