HOMEビジネス 昭和から令和で、部下に求められることは変わった? 上司に忖度したことある? 社会人629人に調査

昭和から令和で、部下に求められることは変わった? 上司に忖度したことある? 社会人629人に調査

ひのあかり

2024/02/26(最終更新日:2024/02/26)


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昭和から令和の時代にタイムスリップするドラマがいま注目を集めています。時代とともに働き方や価値観が変わるなか、部下に求められることはどのように変化したのでしょうか。

キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を運営する株式会社ライボの調査機関「Job総研」は、20~50代の629人を対象に「2024年 上司と部下の意識調査」を実施しました。

理想の部下像とは?

部下に求められることは昭和から令和で変化したと感じるかを聞くと、全体では「変化したと思う」派が77.8%でした。上司・部下別に見てもあまり差異はなく、それぞれ8割以上が「変化したと思う」と回答しています。

「変化したと思う」と回答した489人にその内容を尋ねると、最も多かったのが「プライベートの優先度」で52.8%。「コミュニケーション」が48.5%、「職場や仕事に対する考え方」が42.7%と続きました。

変化に影響したと思う背景のTOP3は、第1位が「労働環境の変化」で55.0%。第2位「多様性の尊重」が52.8%、第3位「ライフスタイルの多様化」が46.6%でした。

働き方改革が進むにつれて、仕事とプライベートの優先度が変わり、上司と部下の関係性にも影響しているようです。

現在部下がいる162人に部下の理想像を聞くと、「コミュニケーションを大切にする」が59.7%、「自身の考えや提案を積極的に伝える」が50.0%と、コミュニケーションを重視した回答が上位となりました。

また、現在上司がいる487人に、上司との関わりで意識することを聞くと、「敬意を払う」が60.9%と最多に。続いて「コミュニケーションを大切にする」が56.6%、「上司の指示に従う」が53.6%でした。

部下へ忖度した経験がある人は9割以上

現在部下がいる162人に、部下への忖度経験を聞きました。「とてもある」「ある」「どちらかといえばある」の合計は91.4%で、多くの上司が部下に忖度したことがあるとの結果になりました。

部下への忖度経験があると回答した148人に具体的な内容を聞くと「トラブルやミスが起きたとき」が60.1%、「業務の優先順位や量の変更があるとき」が45.9%、「チームの雰囲気が良くないとき」が39.9%でした。ネガティブな雰囲気の場面で、部下に忖度する人が多いようです。

では、部下から上司への忖度経験はどうでしょうか。

現在上司がいる487人に上司への忖度経験を聞くと、「とてもある」「ある」「どちらかといえばある」の合計は71.8%でした。意外にも、上司から部下への忖度経験よりも低い数値となっています。

上司への忖度経験があると回答した277人に具体的な場面を聞くと、「気に入られるために同調をしておく」が58.1%で最も多く、「衝突しないよう自分の意見を控える」が48.0%、「自身の評価を下げないため批判的意見は避ける」が45.8%と続きました。

自分の評価を下げず、上司との関係性を良好に保つための忖度が多いようです。

回答者全体に「合わせる」ことへの賛否を聞くと、「部下が合わせるにとても賛成」「部下が合わせるに賛成」「どちらかといえば部下が合わせるに賛成」が合計66.4%でした。

個人がより尊重されるようになり、部下の意見が尊重されやすくなっているものの、「部下が上司に合わせる」ことが重要と考える価値観もまだまだ根強いようです。

調査概要

調査対象者:現在職を持つすべての社会人 JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国の20~50代の男女
調査期間:1月31日(水)~2月5日(月)
有効回答数:629人
調査方法:インターネット調査

<参照>
Job総研による『2024年 上司と部下の意識調査』を実施 9割が"部下に忖度" 多様性に歩み寄り 招いた困惑の事態

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