アサヒビール株式会社が製造販売するビール「スーパードライ」シリーズのラインナップに『アサヒスーパードライ スマート缶』が期間限定で加わります。
なぜ細く?
『アサヒスーパードライ スマート缶』は、355mlの缶容器を採用し、2月27日(火)から数量限定で発売します。なお、味は通常の『アサヒスーパードライ』と変わらないそうです。
細いスマート缶を採用した理由を、アサヒビール社の担当者に取材したところ、20~30代のビールに関心が低い人たちに「自分向けのビール」だと感じてもらいたいという意図があるようです。
エナジードリンクなどで若年層に馴染みがあり、手に取りやすい缶容器を採用したとのこと。
人気アーティストとのコラボ
『アサヒスーパードライ スマート缶』は、ロックバンド「ONE OK ROCK」とコラボしたデザインも発売。缶体パッケージは、「スーパードライ」の特長であるシルバーをベースに、「SUPER“DRY”」のロゴとのメンバー4人が描かれています。
発売に合わせて『アサヒスーパードライ スマート缶』を購入し、条件を満たした人のなかから、抽選で5月に開催される「ONE OK ROCK」のオリジナルライブに参加できるキャンペーンも開催するそうです。
ビール離れ?
アサヒビールが若者に向けた缶を出す背景にあるのは、人々の「ビール離れ」かもしれません。2023年に国税庁が発表した調査によると、ビール(グラフでは青色)の年間出荷量は1994年(平成6年)をピークに減少傾向にあることが分かります。
また、このデータからも成人人口が増加傾向にあるにも関わらず、酒類の消費数量が減少していることから、1人ひとりがお酒離れをしている状況であると考えられます。
ビール離れだけではなく、お酒離れしている人たちをどのように今後、巻き込んでいくかが大切かもしれません。
<参照>
「スーパードライ スマート缶」と「ONE OK ROCK」がコラボレーション
「スーパードライ」初の体験型コンセプトショップ 4月下旬オープン『アサヒスーパードライ スマート缶』 2月27日数量限定発売
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