HOMEライフスタイル 家事はたまにでいっか…… 世代が上がるほど家事への熱意が下がる傾向に:18~35歳に意識調査

家事はたまにでいっか…… 世代が上がるほど家事への熱意が下がる傾向に:18~35歳に意識調査

菓子翔太

2024/02/13(最終更新日:2024/02/13)


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例年3~5月は、年度の変更に伴って入学・入社・異動が増え、住居を新たにする人が多いもの。筆者自身、引っ越しを検討していますが、6月にしようと考えています。

そんな新生活シーズンを前に、パナソニック株式会社は、首都圏(1都3県)に住む18~35歳の学生や社会人に対し、一人暮らしをテーマとしてアンケート調査を実施。

その回答を、Z世代前半(18~22歳)、Z世代後半(23~29歳)、30代(30~35歳)に分けて比較しました。

家事はたまに

調査では、「掃除・洗濯・料理など基本的な家事について、自分の気持ちに近いもの」について、複数の選択肢のなかからあてはまるものを質問しました。

そのうち、「たまにするくらいでよい」と答えた回答者は、年代があがるにつれて上昇。Z世代後半は「家事はたまにするくらいでよい」が28.9%となり、30代では35.3%となっています。

一方、「すべて自分で行わなければならない」を選んだのは、Z世代前半が最も多く、33.5%に上りました。

一人暮らしで不安なことは?

調査では、一人暮らしで不安や不満、困りごとを感じる家事についても複数回答式で質問。

その結果、全世代でみると「掃除」が高い数値を記録しました。

Z世代前半は特に「掃除」「料理」に不安や不満、困りごとを感じているようです。同社は、料理のポイントが高かった理由について、「初めての一人暮らしで自炊に関する困りごとに直面している」と推察しています。

「不安や不満、困っていることはない」という選択肢を最も選んだのは、Z世代後半でした。他世代より約9ポイント高い、29.8%となっています。

調査概要

調査対象:21歳~35歳の男女で一人暮らし経験者計600人

調査期間:2024年1月

調査方法:インターネット調査

回答数:首都圏(1都3県)に住む18歳~35歳の学生・社会人577人

<参照>

【新生活シーズン目前!一人暮らしに関する最新調査2024年】Z世代は家事にも前向き!? 3人に1人は「自分で丁寧にやりたい」

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