HOMEライフスタイル 無印良品がデザインを監修、北欧生まれの自動運転モビリティ「GACHA」 日本での稼働にむけてアップデート

無印良品がデザインを監修、北欧生まれの自動運転モビリティ「GACHA」 日本での稼働にむけてアップデート

ヒロセエリ

2024/02/05(最終更新日:2024/02/05)


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無印良品で知られる株式会社良品計画(以下、良品計画)は、2022年5月に千葉県千葉市の花見川団地での実証実験を経て、自動運転モビリティGACHAをリニューアルしたことを発表しました。

無印良品によるMaaSプロジェクト

自動運転モビリティGACHAは、少子化や高齢化がすすむ地域において、公共交通機関の減少などによる移動手段制約の課題の解決策のひとつとして考えられたもの。良品計画では、外出の機会やコミュニティ形成、地域の活性化に貢献することを目指しているそうです。

今回のリニューアルでは、2022年に千葉県で行った実証実験の結果をもとに、以前の車両サイズから車幅を約半分にした小型化の車両を採用したとのこと。小型化されたGACHAは、従来車では走行が難しかった道幅や商店街などの歩行領域でも走行することを想定しているそうです。

走行可能なエリアやルートの選択肢が増えることで、今まで以上に多様な需要にあわせた支援やサービスが期待できるといいます。

また、「札幌国際芸術祭2024」にて、2月4日~11日までさっぽろ雪まつり大通2丁目会場で作品の一部として展示と走行デモが実施される予定です。

GACHAとは?

自動運転バス「GACHA(ガチャ)」は、北欧のフィンランド生まれ。2019年のグッドデザイン賞・金賞を受賞しました。

フィンランドのSensible4社が開発し、そのプロデュース・ディレクションを良品計画が手がけています。デザイナーは同社のデザインアドバイザリーを担当する深澤直人さん(NAOTO FUKASAWA DESIGN)です。

GACHAは、デジタルマップとセンシング技術で、大雨や霧、雪などあらゆる気象条件でも機能するそうで、過疎化のすすむ地域や雪深い地域などでの活躍が期待されています。


<参照>
自動運転モビリティGACHAリニューアル

WHAT IS GOOD DESIGN AWARD 受賞ギャラリー2019

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