2月14日(水)に迫るバレンタインデー。今年は平日となることから、同僚や仕事相手にちょっとしたギフトを準備するか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
株式会社クロス・マーケティングは、全国20~60代の男女1,100人にアンケート調査を実施。誰かにプレゼントをあげる人がどれくらいいるのか、その相手についてなどを調査しました。
同僚や仕事関係の人へ渡す?
調査結果によると、プレゼントをあげる予定の人は44.3%となり、前年の2023年と比べて約4%アップ。
贈る相手を複数回答形式で尋ねた結果、「職場・仕事関係の人」と答えた人は、17.5%となりました。前年比で5.3ポイント増える結果となっています。
最も多かった回答は、バレンタインデーが「恋人たちの日」として祝われているためか、「恋人・パートナー・配偶者」の55.6%でした。なお、「自分」と回答した人は、2023年の24.9%から16.6%と8%下がっています。
バレンタインのお返しを期待する人はどのくらい?
調査では、 「バレンタインのお返しを期待するか」についても質問。その結果、お返しを期待する人は、68.6%に上りました。
金額については、「値段を問わず、お返しされるだけでうれしい」が30.6%、「だいたい見合うくらいのものがいい」が20.9%、「自分が贈ったものより少しでもお高そうなもの」が17.0%となりました。
職場でのバレンタインギフトを廃止する企業も
職場で義理チョコなどを配る風習が残る企業では、負担を感じる社員も少なくありません。最近では、プレゼントを廃止する企業も出てきているようです。
2018年には、チョコレートメーカーのゴディバが「日本は、義理チョコをやめよう。」「社内の人間関係を調整する日ではない。だから男性のみなさんから、とりわけそれぞれの会社のトップから、彼女たちにまずひと言、言ってあげてください。『義理チョコ、ムリしないで』と」などのメッセージを訴えた広告を出し、話題となったこともありました。
調査概要
調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20~69歳の男女
調査期間 2024年1月26日(金)~28日(日)
有効回答数 本調査1,100サンプル
<参照>
バレンタインデーは「パートナー」「家族」と楽しみたい お返しは贈ったものと同額以上のものを期待が4割
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