吉村知子税理士事務所は1月25日(木)、「ソーシャルグッドギャラリー」をオープンしました。創作活動の成果を発表する場を提供することでクリエイターの収益化を支援、次なる創作活動につながる集客・ネットワーク構築を目的としています。
クリエイターが収益化できる仕組みをつくる「ソーシャルグッドギャラリー」
2023年に開始したインボイス制度により、個人事業主や小規模事業者にあたるクリエイターの不況が顕在化しつつあります。このような現状を受け、吉村知子税理士事務所は2023年8月から、税制度やお金に関する情報を紹介するWEBメディア「クリエイターとおかね」を開始しました。
さらに、クリエイターがお金の不安から解放され創作活動に集中できるよう、「ソーシャルグッドギャラリー」をオープンしました。
クリエイターが抱える主な3つの課題「創作活動の成果を発表する場の獲得」「創作活動の成果の収益化」「次なる創作活動に繋がる集客・ネットワーク構築」の解決に向けた取り組みを行うとのことです。
特長①クリエイター支援
認知度や販売実績の低いクリエイターがギャラリーを利用する際は、一定の基本料金を負担することが一般的だといいます。
しかし、「ソーシャルグッドギャラリー」は審査基準を満たしたアーティストであれば、実績に関わらずギャラリー利用における基本料金を無料とする「ソーシャルグッド枠」を設けました。
主な審査基準は、①創作活動により社会問題への意識や議論を促す可能性があること ②創作活動により社会にポジティブな影響を与える可能性があること ③創作活動を継続するため、経済的支援が必要であることなどです。
特長②コンサルティング機能
さらに、前述の「ソーシャルグッド枠」利用者に限り、販売方法に関するコンサルティングを提供。キャッシュレス決済などを導入することで、作品を気軽に購入できる動線をつくります。
コンサルティングでは、1,500人超のクリエイターの支援実績によるデータのもと、創作活動を継続するために大切な収益化や資金繰りなどについてのアドバイスが受けられるそうです。
特長③情報発信やクリエイターとの対話を実現
ギャラリーは北参道エリアに設立。ファッションやアートの分野における店舗が多く立ち並ぶ原宿や表参道に隣接しているため、アート愛好家やクリエイターが集まりやすい場所だそうです。
アートの発信地として、新たなアイデアや才能を生み出す架け橋になることを目指しているとのことです。
<参照>
税理士が1500人超クリエイターの声から導き出した創作活動の支援策 1月25日より「ソーシャルグッドギャラリー」を北参道にオープン
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