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海外出張23の持ち物チェックリスト!快適に過ごすための便利グッズ、貴重品を守るための対策を紹介

U-NOTE編集部

2024/02/28(最終更新日:2024/02/28)


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海外出張をすることになった場合、何を持っていけばいいのでしょうか。国内出張の場合は、多少忘れ物があっても現地で調達することも難しくありませんが、土地勘がなく、コミュニケーションも取りにくい海外ではできるだけ万全の準備をしていきたいところです。

本記事ではそんな人に向けて、海外出張の基本的な持ち物と、快適に過ごすための便利グッズをまとめて紹介します。日本人が狙われやすい「海外での窃盗」から貴重品を守るための対策も、一覧形式でお伝えします。

本記事の内容をざっくり説明
  • 海外出張の基本的な持ち物
  • 海外出張であると便利な持ち物
  • 出張中の窃盗被害への対策

海外出張でも、基本の持ち物は国内出張と変わらない

海外出張でも、基本の持ち物は国内出張とそう変わりません。海外出張だからと張り切って荷物を多めに用意してしまうと、持ち運びが大変になったり、盗難や紛失などのリスクが高くなったりもします。

次のリストを参考に、まずは国内出張と同じように基本の持ち物をそろえましょう。

<国内出張の基本持ち物>

  • 衣類

  • 名刺

  • 社員証

  • 筆記用具

  • PC

  • スマートフォン

  • 充電アイテム

  • 仕事で使う資料・書類

  • 免許証や保険証

  • 交通機関のチケット

  • ハンカチ・ポケットティッシュ

  • メイク用品

具体的にどのようなものがどのくらい必要なのかは、こちらの記事で解説しています。

国内出張の21の持ち物チェックリスト!最低限必要なものとあると便利なものに分けて紹介

 

海外出張で必要になる持ち物

では、海外旅行だからこそ必要になる持ち物はどのようなものがあるのでしょうか。海外出張で必要になる持ち物は次のとおりです。

  • パスポートや航空券

  • 本人確認書類

  • ホテルの予約確認票

  • 海外旅行保険証

  • 上記のもののコピー

これらがないとそもそもフライトできないこともあるので、上記の箇条書きを書き写し、出発前にチェックを入れていきましょう。

パスポートや航空券

パスポート航空券がないと、そもそも出国・フライトができません。必ず持っていくこと、現地でも肌身離さず常に持ち歩くことを心がけましょう。

なお、入国の条件としてパスポートの残り有効期間を定めている国もあります。たとえばアメリカには、滞在期間から6ヵ月の有効期間がないと渡航できません。渡航先の入国条件とパスポートの有効期限も確認しておきましょう。

本人確認書類

海外出張ではパスポートが本人確認書類となりますが、運転免許証やマイナンバーカードなどの国内で一般的な本人確認書類も用意しておきましょう。これらとは別に、パスポートの再発行に必要な戸籍謄本・抄本もあると安心です。

ホテルの予約確認票

ホテルの予約確認票を印刷、画面をスクリーンショットしておきましょう。現地でホテルの名前や住所、連絡先を確認するときに便利です。予約の名前が間違っているなど、チェックイン時にトラブルがおきた場合も、予約確認表がある方がスムーズでしょう。

海外旅行保険証

海外出張の際、海外旅行保険に加入しておくと安心です。加入した場合は海外旅行保険証も持っていくことをおすすめします。万が一何かあったとき、保険の内容や問い合わせ先などをすぐに確認できるからです。

上記のもののコピー

ここまで紹介してきた書類について、最低1部、できれば2部ずつコピーを用意しましょう。パスポートを紛失したり、スマホなどのデジタルデバイスにアクセスできなくなった際に役立ちます。手荷物と預け入れ荷物にわけて保存しておくと安心です。

現地に着いた際も、万が一荷物を紛失することに備え、持ち運び用の荷物と、ホテルに預けた荷物それぞれに保管しておくようにしてください。

 

海外出張であると安心・便利な持ち物

これまで海外出張で必須の持ち物について紹介してきました。急な出張や、荷物を最小限におさえたい場合は上記のものを準備すれば大丈夫ですが、次に紹介するものを準備しておくと快適に過ごせるようになります。

<海外出張であると安心・便利な持ち物>

  • 時差が確認できる時計

  • 現地の通貨

  • 現地で使えるキャッシュレス決済

  • 常備薬

  • 衛生用品

  • 折り畳み傘

  • 折りたたみスリッパ

  • アイマスク

  • 寝具・部屋着

  • 洗面用具・キシリトール入りガム

  • 入浴グッズ

  • ドライヤー

  • 身だしなみグッズ

  • 現地で使える電源アダプター

  • 現地で使えるポケットWi-Fi

  • 現地で使えるSIMカード

  • 手土産

  • 食料

上記を書き写して必要なものに丸をつけ、用意したものにチェックを入れていくと、忘れ物を防ぎやすいでしょう。

時差が確認できる時計

海外は日本との時差があります。スマホでも簡単に複数の地域の時間を確認できますが、日本にいる社員や取引先と連絡を取るときなど、頻繁に日本時間を確認する必要がある場合は時計を複数準備しておくと快適です。

現地時間と日本時間の両方を確認できるよう、二カ国の時間がわかる時計か、日本時間と現地時間がわかる時計をひとつずつ持っていくといいでしょう。

現地の通貨

国にもよりますが、海外は日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。クレジットカードだけ持っていく方もいらっしゃるかもしれませんが、お店によってはクレジットカードに対応をしていなかったり、磁気不良で使えなくなったりする可能性もあります。

最低限の現地通貨は持っていくようにしてください。高額の現金を持っていることがわかるとスリなどに狙われやすくなるため、高額紙幣で持ち運ばず、お財布は複数にわけて保管することがおすすめです。

現地で使えるキャッシュレス決済

現地の通貨(現金)があると安心なのはたしかですが、やはり便利なのはキャッシュレスです。現金を盗難されたらそれまでですが、キャッシュレスなら盗難にあったことを伝えて不正利用を防ぐこともできます。

普段使っている支払い方法が現地でも使えるのか確認しましょう。もしも使えないなら、現地で使えるキャッシュレスの支払い方法を確保するのがおすすめです。

常備薬

海外という慣れない環境では疲れがたまりやすく、体調を崩しやすくなります。

現地で薬を調達したくても、出張中には薬局が開いている時間にフリータイムを取りづらかったり、コミュニケーションに苦戦するかもしれません。日本人用のものではないので薬が効きすぎたり、効かなかったりする可能性もあります。

毎日飲んでいる薬、体調が悪くなったときにいつも飲んでいる薬など、自分の身体にあった常備薬は多めに持っていきましょう。

衛生用品

感染症対策として衛生用品を用意しておきましょう。マスクはもちろん、絆創膏、アルコール消毒薬、ティッシュ、生理用品など、あると安心な衛生用品は一通りそろえておきましょう。

折り畳み傘

日本でも海外でも、天気はいつ変わるかわかりません。荷物が多くなりやすい海外出張で長傘は邪魔になります。手荷物に折り畳み傘を入れておきましょう。

折りたたみスリッパ

海外ではホテルにスリッパがないこともあります。そもそも室内でも靴を履いたままという国も多く、日本のホテルよりも床が汚れているかもしれません。部屋用に折りたたみスリッパを持っていきましょう。

寝具・部屋着

スリッパと同じく、海外には寝巻や部屋着が用意されていないホテルもあります。着慣れたパジャマや部屋着を持っていくと、慣れない環境でも少しリラックスできるでしょう。

アイマスク

海外という慣れない環境では、日本にいるときよりも寝つきが悪くなるかもしれません。普段は気にならないかすかな明かりが気になることもあるでしょう。飛行機内で眠りたいときにも便利なので、アイマスクを手荷物に入れて持っていきましょう。

洗面用具・キシリトール入りガム

歯磨きセットや洗顔料などの洗面用具は、滞在中に買い直しが必要ないよう新しいものを持っていきましょう。忙しくて歯を磨けないときにそなえ、キシリトール入りのガムもあると便利です。

入浴グッズ

海外のホテルでは石鹸やシャンプー・リンスが用意されていないこともあります。あったとしても、それが肌や髪に合うかはわかりません。念のため、入浴グッズも用意しておきましょう。

身だしなみグッズ

海外では普段使っている身だしなみグッズが手に入りません。化粧品や整髪料などは、国内の出張・旅行で使うものと同じものを多めに用意しましょう。

ドライヤー

ホテルに用意されていない可能性を考え、念のためにドライヤーも持っていきましょう。なお、日本と海外ではコンセントの電圧や形が違うことがあります。ドライヤーを含む電化製品が問題なく使えるよう、後述する変圧器と変換プラグも必ず用意しましょう。

現地で使える変圧器・変換プラグ

海外ではコンセントの電圧が日本と異なり、日本の電化製品が使えないこともあります。コンセントの形が日本と違うこともあります。電圧を日本の電化製品に合う100Vに変えられる変圧器、現地のコンセントの形に合う変換プラグを用意しましょう。

現地で使えるポケットWi-Fi

日本と海外では電波の周波数や通信方法が異なります。日本で使っているポケットWi-Fiが、現地でもそのまま使えるとは限りません。現地で使えるポケットWi-Fiをレンタルしておくと安心です。

現地で使えるSIMカード

ポケットWi-Fiと同じように、日本のSIMカードも基本的に海外では使えません。SIMカードとはスマートフォンに内蔵されている小さなカードで、インターネット通信や通話などに必要なものです。

ポケットWi-Fiと同じく、現地で使えるSIMカードをレンタル・購入しておきましょう。

SIMカードはスマートフォン側面にあるフタを「SIMピン」であけることで入れ替えられますが、最近では物理的なSIMを変更しないeSIMが主流です。

なお、SIMカードのなかには複数の国に対応したものもあります。このタイプのSIMカードがはじめから入っているスマートフォンもあり、海外出張が多いなら検討してみるのもいいでしょう。

スマホのSIMロックは解除されていますか?

スマートフォンのなかには、そのスマートフォンを購入したキャリア以外のSIMカードが使えないものもあります。この状態を「SIMロック」といいます。

スマートフォンにSIMロックをかけて販売することは、2021年10月1日から原則禁止になりました。ただ、これよりも後に購入したスマートフォンでも、SIMロックの有無を念のため確認しておきましょう。SIMロックの確認方法は次のとおりです。

【iPhone】

「設定→一般→情報」の手順で開いた画面内の「SIMロック」の部分を確認。「SIMロックなし」なら解除されています。

【Android】

「設定→端末情報→SIMカードの状態」の手順で開いた画面を確認。ステータスに「許可」と表示されていれば解除されています。

手土産

出張先の支店や取引先などに喜んでもらえそうな手土産を持っていきましょう。日本らしさのあるもの、小分けで配りやすいものがおすすめです。

食料

海外では気軽に日本食を食べられません。日本の味が恋しくなったときのために、カップ麺やインスタントの味噌汁などを持っていくといいでしょう。

 

海外出張では貴重品の扱いに気をつけよう

海外には日本と比べて治安が悪い場所もあります。昔ほどではないものの、それでも日本の治安の良さは世界トップクラスです。そんな日本で暮らしている日本人は、防犯意識がどうしても低くなります。「海外の窃盗では日本人が狙われやすい」という定説もあります。

次のような方法で、貴重品を窃盗から守ること、被害を最小限に抑えることを心がけましょう。

<海外の滞在中に気をつけたいこと>

  • 口を閉じられる鞄を使う

  • 持ち歩く現金・カードは最小限にする

  • 現金やカードの隠し場所を分散させる

  • 財布や鞄の中身をメモし、被害にすぐに気づけるようにする

  • 本人確認書類のコピーを複数とり、すべての荷物に入れておく

  • ボディバックなど

  • 貴重品が入っていそうな鞄にダミーの財布を入れておく

  • カード会社や海外旅行保険会社など、何かあったときの連絡先をリストにしておく

 

海外出張では防犯と現地でのホテル生活を意識して荷物をそろえよう

本記事のまとめ
  • 海外出張も国内出張も、基本の持ち物は変わらない
  • 海外出張ならではの必要なものもある
  • 防犯と現地でのホテル生活を意識することが荷造りのコツ

海外出張でも国内出張でも、基本の持ち物はそう変わりません。「海外では何が起こるかわからない」と不安に思い、多めに荷物を持っていきたくなるかもしれませんが、重くて大きい荷物は邪魔になります。盗難・紛失時の被害も大きくなってしまいます。

各種書類や現地で使えるSIM、変圧器・変換プラグなど、最低限必要なものをコンパクトにまとめるのがおすすめです。

ただ、海外は日本よりも治安が良くなく、ホテルの設備も整っていないこともあります。防犯と現地でのホテル生活を意識して荷物をそろえると、現地で困らずに済むでしょう。

本記事を参考に海外出張での持ち物を準備し、出張時に必要だったもの、あると便利だったものを随時更新していき、自分だけのチェックリストを作ってみてはいかがでしょうか。

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