「今年こそは転職したい!」と意気込むビジネスパーソンもいることと思います。2023年はどのような業界や職種への転職ニーズが高かったのでしょうか。
株式会社ビズリーチが運営する転職サイト「ビズリーチ」は、年収750万円以上の会員が2023年にビズリーチ上の求人を検索する際に使用したキーワードを集計し、「2023年求人検索キーワードトップ30」として発表しました。
コロナ禍の収束を受け、海外志向が高まる
「副業」「フルリモート」と、新しい働き方に関するキーワードが上位を占める結果となりました。より柔軟性の高い、新しい働き方を求める人が増えているものと考えられます。
また、4位「海外」、5位「英語」、17位「駐在」、27位「中国語」と、語学関連のキーワードが複数ランクイン。
ランキング外ではあるものの、「海外勤務」も前年の84位から51位へと大幅にランクアップしており、コロナ禍の収束を背景に海外勤務のニーズが高まっているようです。
同社によると、勤務地が海外となる海外求人は年々増加傾向にあるとのこと。コロナ禍の2020年と比べて、2023年の海外求人数は約2.6倍になったそうです。
求職者も求人数も多く、海外関連のキーワードは今まさにホットなのかもしれません。
20〜30代は「外資」「商社」「コンサル」の検索が多数
2023年は8位「商社」(前年20位)、10位「総合商社」(前年21位)と、商社関連のキーワード検索が増加。20~30代の検索が7割以上を占めており、若手層の高い関心が伺えます。
高年収のイメージがあるワードは、毎年上位にランクインする傾向があるとのことです。今年も7位に「外資」、12位に「外資系」、19位に「コンサル」が入りました。
その他、2023年の傾向とは
ランキング外では「半導体」が前年59位から34位へ大きく順位を上げたとのこと。
次世代半導体の国産化を目指す法人の動きや、世界最大の半導体製造会社による新工場建設などのニュースを受け、多くの検索がなされていたようです。
調査概要
「ビズリーチを利用している会員が求人を検索した際のキーワードを算出」
対象:年収750万円以上のビズリーチ会員が、2023年1月〜12月の期間に検索したキーワード
(ただし、特定の企業・商品と分かるキーワードは除外)
算出方法:対象となる全キーワードのユニークユーザー数を算出
上昇マーク:前年(2022年1月〜12月)と比較し順位が10ランク以上上昇したキーワード
※本調査はビズリーチ調べによるものです。
<参照>
年収750万円以上のビズリーチ会員の求人検索キーワードから転職ニーズを読み解く「2023求人検索キーワードトップ30」を発表
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