HOMEビジネス ハーゲンダッツのフタが環境に優しくなります 石油からバイオマスへ 他のプラスチック部分はどうなっているの?

ハーゲンダッツのフタが環境に優しくなります 石油からバイオマスへ 他のプラスチック部分はどうなっているの?

神田 晃輔

2024/01/22(最終更新日:2024/01/22)


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ハーゲンダッツ ジャパン株式会社(以下、ハーゲンダッツ ジャパン)は、2月よりミニカップ製品のリッド(フタ)を、石油由来プラスチックから環境に配慮したバイオマスプラスチックへと切り替えることを発表しました。

環境にいいカップへ

今回の取り組みでは、新たなリッド(フタ)となる、バイオマスプラスチックにはサトウキビを原料とした植物由来ポリエチレンを配合。素材変更による、製品の価格や使い勝手に変更はないそうです。

これにより、2025年までに同社が設定した「プラスチック資源削減目標」を達成できる見込みだそうです。

他のプラスチック部分はどうなるの?

同社は、2022年4月から流通や販売店で配布している石油由来プラスチックスプーンをバイオマスプラスチックへ切り替える取り組みを実施しています。

今回の取り組みを踏まえると、筆者は、ハーゲンダッツ製品に使われているプラスチックがすべてバイオマスプラスチックになるのではないかと考えました。

クリスピーサンド

そうすると、クリスピーサンドを包んでるプラスチック(袋の部分)も変わるのではないか......!? と思い、ハーゲンダッツジャパンの担当者に取材してみました。

担当者によると、商品そのものを包むプラスチックに関しても、ミニカップ同様、環境配慮型のバイオマスプラスチックを使用することを現在検討しているそうです。今後ハーゲンダッツは、ますます環境にやさしいアイスクリーム商品になっていくようです。

<参照>

環境に配慮した包材へ切り替え 2024年2月より、ミニカップ製品のリッド(フタ)をバイオマスプラスチックへ

ハーゲンダッツ ジャパン、「プラスチック資源削減目標」を設定 2022年4月、スプーンを環境配慮型素材に切り替え、供給量も段階的に削減

日本から世界へ! 7年かけて開発した人気の商品 『ハーゲンダッツ クリスピーサンド』発売20周年 発売から20年で累計販売個数 約5億個突破!(画像利用)

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