HOMEビジネス 麻布台ヒルズにチームラボボーダレスが完成 移転前のお台場との違いは? 料金や開館時間についても紹介

麻布台ヒルズにチームラボボーダレスが完成 移転前のお台場との違いは? 料金や開館時間についても紹介

神田 晃輔

2024/01/17(最終更新日:2024/01/17)


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麻布台ヒルズに、2月9日(金)オープンする「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)」は、入場チケットの販売を開始しました。

お台場から移転

チームラボボーダレスは、森ビル株式会社(以下、森ビル)とアート集団チームラボが共同で手がけるミュージアム施設です。

東京・お台場にはじめてオープンしたのは、2018年6月。今回、麻布台ヒルズに移転するため、2022年8月にお台場の施設は閉館となりました。

料金は上の表のとおりになっています。大人と障がい者割引は、変動価格制を導入しているため、日によって金額が異なるそうです。

開館時間は10:00~21:00。チケットは日時指定の予約制になります。

観光客にも人気

移転前のお台場では、観光客にも人気の施設で世界160以上の国と地域から来館者が訪れていたそうです。

また、2019年の来館者数は219万8,284人を記録し、単独アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館美術館としてギネス世界記録に認定。

世界のsingle-artist museums(単独のアーティストの美術館)のなかで、最も来館者数が多いと言われている3つの美術館(ゴッホ美術館・ピカソ美術館・ダリ劇場美術館)を上回ったそうです。

お台場での来館者数に占める訪日外国人割合は約50%を占めていたそうで、新しくオープンする麻布台ヒルズでも、国内の人だけではなく、インバウンドの人々にも体験してほしいといいます。

今回の移転により、麻布台ヒルズのインバウンド需要が高まるかもしれません。

お台場との違い

Bubble Universe

チームラボボーダレスとは、チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」とのこと。

アートは、部屋から出て移動し、他の作品と関係し影響を受け合い、他の作品との境界線がなく、時には混ざり合う。チームラボボーダレスは、そのような作品群による、境界なく連続する1つの世界になるそうです。

担当者は、「お台場の施設より、作品に没入できる空間になった」とコメント。作品に没入できるようにと、新たなアートプロジェクト「認知上の存在」をテーマとした、新作エリア「Bubble Universe」を用意しているそうです。

麻布台ヒルズになぜチームラボ?

チームラボが入っている麻布台ヒルズは、2023年11月にオープンし、話題になりました。

アークヒルズに近接し、六本木ヒルズと、虎ノ門ヒルズの中間にあります。施設内は、商業施設やオフィスだけではなく、チームラボボーダレスのような文化施設、住宅が1つの街としてまとまっています。

麻布台ヒルズを運営している森ビルによると、文化やアートが重要視されつつあるなか、施設に訪れた人の感性を刺激することを願い、「チームラボボーダレス」を移転オープンすることを決めたそうです。

<参照>

チームラボの境界のない一つの世界「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」、本日1月16日(火)よりチケット発売。麻布台ヒルズに2月9日(金)オープン

「チームラボボーダレス」(東京・お台場)、単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館としてギネス世界記録に認定。

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