HOMEライフスタイル 「食」に特化したオフィスとは? 全66区画あるシェアオフィス「12 KANDA」の入居を開始

「食」に特化したオフィスとは? 全66区画あるシェアオフィス「12 KANDA」の入居を開始

Honoka Yamasaki

2024/01/16(最終更新日:2024/01/16)


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不動産の分譲・投資・運営事業を展開する株式会社リビタ(以下、リビタ)は、2023年12月に、「暮らしを自由にする」というオフィス「12 KANDA」を竣工。2024年2月より、シェアキッチン区画およびオフィス区画の入居を開始します。

暮らしとオフィスが融合

オフィス「12」シリーズは、「オフィスを『住に』。暮らしを『自由に』。」という考えのもと生まれました。

「1st PLACE+2nd PLACE=12」を由来とし、リビング、ダイニング、キッチン、テラスといった住まいの一部をオフィスにもたせ、新たな働き方を提案しているといいます。

全66区画には、完全個室のオフィス区画やオフィスを構えながらアトリエやギャラリーとしての空間を提供する小商いオフィス、菓子製造業許や飲食店営業許可の取得ができる日替わり利用可能な業務用シェアキッチンなどが設けられています。

「食」をきっかけに新たな出会いを生む「12 KANDA」

リビタは、住宅やオフィスなどの運営経験から、「食」が多様なコミュニティの醸成を促す役割を担うと考えたそうです。

今回、神田で新たにオープンした「12 KANDA」は、「食」にアプローチした複合施設となっています。全11層からなるシェアオフィスの下層階には、地域の人たちにも開かれた飲食店やテイクアウトできる店舗を配置。

地下のKOAKINAI MALLには、3区画のシェアキッチンが設計される予定です。建物にはテラススペースも設けられ、テイクアウトしたお弁当などを外で食べることもできます。

「食」をきっかけに、オフィスワーカーや地域住民など、外部の人も気軽に立ち寄りやすい場所になることで、多様な人たちが行き交う街のたまり場を目指しているとのこと。「食」から派生した新たなビジネスチャンスも期待できそうです。

「フクリコウセイ」で職や食をサポート

専用アプリ「フクリコウセイ」は、複合施設だからこそ実現できるサービスの連携や特典などを用意。アプリを通じて、施設内の飲食店や店舗のお得な情報・本日のメニュー情報の配信などを行うそうです。オフィスへ入居する企業にとっても、福利厚生となるような、そんなサービスを提供するとのこと。

また、店舗メニューの開発につながるアンケートの実施や、フードロスを減らせるような時間限定クーポンの配布など、オフィス入居者と飲食店舗入居者のどちらにとっても、メリットとなりうる仕組みを取り入れていくそうです。

<参照>
ビジネス×食をテーマに街にひらいた複合施設へ 暮らしを自由にするオフィス『12 KANDA』竣工

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