HOMEライフスタイル 下取り回収したスーツケースをリユース&リサイクルする「リケースプロジェクト」 伊藤忠リーテイルリンクが展開

下取り回収したスーツケースをリユース&リサイクルする「リケースプロジェクト」 伊藤忠リーテイルリンクが展開

丘田麻美子

2024/01/15(最終更新日:2024/01/15)


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業務用資材や日用品などの開発や販売を行う伊藤忠リーテイルリンク株式会社が、不要となったスーツケースを回収して、解体した各パーツをリサイクルする下取りサービス「リケースプロジェクト(RE:CASE PROJECT)」を展開しています。

リケースプロジェクトとは?

ECショップ「マルチバース(Multiverse)」で対象のスーツケースを購入すると、スーツケースを買い取る「下取り」サービスを利用できます。

回収されたスーツケースをリユースしたり、部品ごとに解体してリサイクルしたりするプロジェクトです。

これまで廃棄されていた製品を「資源」に

同社では、これまで廃棄されていた製品を「資源」と考え、リサイクル・再利用をすることで資源を循環させるサーキュラーエコノミ―(循環型経済)を目指した取り組みを行っています。

リケースプロジェクトを利用した場合のリサイクルの流れは下記のとおりです。

引き取ったスーツケースは、繰り返し使えるものはリユースされ、それが難しいものは部品ごとにリサイクルされます。

スーツケースは、頑丈に作られているため、そのほとんどが解体に手間を要するといいます。

本プロジェクトでは、機械ではなく手作業で解体を行うことで、単一素材まで丁寧に分別し、可能な限り多くの部品を処理して、あらたな製品や材料にリサイクルします。

再利用できない素材は、廃プラスチック類を主原料とする固形燃料(RPF原料)へと生まれ変わるそうです。

世界194カ国で毎年排出されるごみの量は約21億トンにのぼるそうです。そのうちで、リサイクルされているごみは約16%ほど。

また、スーツケースはおよそ10~15年で廃棄され、大型ごみとしてその多くは焼却や埋め立てられることが多いそうです。

期間限定でトラベルブランド「RICARDO」が対象に

1月9日(火)~2月29日(木)の期間限定で、リケースプロジェクトの対象商品にアメリカ西海岸生まれのトラベルブランド「RICARDO(リカルド)」のスーツケースが追加されています。

下取りサービスの対象となるスーツケースは、車輪付きのみですが、メーカーやブランド、破損状況は問われないそうです。

<参照>
不要なスーツケースを回収して手解体&リサイクル!下取りサービス「RE:CASE PROJECT(リケースプロジェクト)」に対象ブランド「RICARDO(リカルド)」が追加!

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