HOMEビジネス 2024年注目の「メタバース」 就活、授業、ファッションなど…… 2023年に行われたメタバースの活用例は?

2024年注目の「メタバース」 就活、授業、ファッションなど…… 2023年に行われたメタバースの活用例は?

U-NOTE編集部

2024/01/14(最終更新日:2024/01/14)


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2024年も引き続き「メタバース」という言葉が注目されています。さまざまな分野での活用が進み、今後はさらに身近な存在となりそうです。どのような取り組みが行われているのでしょうか。

今回のまとめ記事では、過去U-NOTEが取り上げたメタバースの記事を紹介します。

2023年最もイケてたアバターとは?

メタバースのファッションコンテスト「アバターアワード2023」 丸山敬太、軍地彩弓ら「リアル」ファッション著名人が審査

一般社団法人VRMコンソーシアムは、2023年12月22日(金)に「アバター」を審査・表彰する「アバターアワード2023」の授賞式を開催。その模様はニコニコ公式生放送とYouTubeにて公開されました。

今回開催された「アバターアワード」は、既存のエンタメ業界ではあまり見られなかった、独創的な進化を続けるアバター文化をより振興するとともに、3Dアバターを制作するクリエイターの社会的認知度向上を目的に開催されました。

コンテストは、12の最終ノミネート作品がバーチャルランウェイ形式で競い合い、審査員は、キャラクター性・ファッション性・先進性などさまざまな観点で議論が交わしたといいます。

“メタバース就活”の未来

“Zoom就活”から“メタバース就活”へ 「会社見学ができる」「効率的に知ることができる」など評価の声、3つの事例を紹介

2023年、さまざまな企業が「メタバース就活」へ取り組みました。この記事では、これからの「新しい常識」となりえる「メタバース就活」の事例を3つ紹介。

それぞれの企業が特徴あるメタバース空間を活かした会社説明やオフィス見学などを実施。リアルで開催する会社案内に参加できない就活生に向けて、企業理解を深められるコンテンツを提供しています。

メタバースの世界の味を味わえる?

映画やメタバースの食事をリアルに味わえる!? ドコモなど産学共同で味覚共有技術を開発

2030年の導入を目標とする第6世代移動通信システム(6G)。5Gからさらに進化した6Gが身近なものになると、通信エリアや通信速度を意識することなく、多くの人が同時に接続し、情報を共有することができるそうです。

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室(以下、宮下芳明研究室)、H2L株式会社(以下、H2L)は、「相手の感じ方に合わせた味覚を共有する技術」を開発しました。

大学の授業にも活用

福岡工業大学がメタバースを授業に導入 学生の主体的な参加と学習効果向上に期待

福岡工業大学の赤木研究室は、クロスリアリティ技術(※)を活用したメタバースを授業に導入する取り組みを始めました。この取り組みでは、学生が自分のアバターとして現れ、クロスリアリティ空間(XR空間)内で講義を受けたり、プレゼンテーションを行ったりすることができます。

クロスリアリティ技術:現実世界と仮想世界を融合し、新しい体験を創造する技術。「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」などの先端技術をまとめてこう呼ぶ。

赤木研究室は、民間の非営利団体MPUF(Microsoft Project Users Forum)の枷場博文氏らと共同研究を行い、メタバースが学生の学びに与えるプラスの影響を実証します。アバターを通じて自由に行動できる空間では、より主体的な授業への参加を促す効果が期待されるそうです。

また、学生たちの関心や意欲の度合いも行動データから詳しく把握できるため、指導にも役立てられる可能性もあります。

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