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LGBTQ+当事者が自分らしく働ける職場を目指して 一般財団法人大阪男女いきいき財団が研修を実施

Honoka Yamasaki

2024/01/12(最終更新日:2024/01/12)


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男女共同参画社会の推進に向けた活動を行う一般財団法人大阪男女いきいき財団は、2月8日(木)、中小企業の経営者、人事・総務担当者向けの研修「LGBTQ視点で職場を変えよう~DE&Iを実現する~」を開催します。

※DE&Iとは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの略称です。従来、企業が取り組んできた「ダイバーシティ&インクルージョン」に、「公平/公正性」という考えをプラスした概念のことです。

LGBTQ+の取り組みを行う企業の数は?

日本ではLGBTQ+当事者の従業員を支援する取り組みを行っている企業は、全体の24.2%です。大企業では39.0%が取り組んでいる一方、中小企業では18.0%に留まっています。

出典:「企業のLGBTQ+当事者の従業員への取り組みに関する調査」(Indeed Japan株式会社/2023年)

本財団によると、まだまだ割合は少ないですが、企業自体が積極的に取り組みを行うことで、アウティング(許可なしに本人のセクシュアリティを第三者に漏らすこと)や就活ハラスメントを減らすことにつながり、当事者の心理的安全性を高めることができるそうです。

研修内容は?

2023年6月に性的少数者への理解を広げるための「LGBT理解増進法」が成立しました。企業でも不当な差別を抑制し、働きやすい環境整備が課題になっています。

職場でどのような対応が必要か、性の多様性について基礎的な知識を研修で学び、その後、それぞれの職場で実践できるようになるための研修会を行うそうです。

本研修の前半は、LGBTQ+の人権問題について取り組む、大阪経済法科大学国際学部教授の菅原絵美さんを講師として迎え、誰でも自分らしく働ける職場づくりについて話します。後半は、会場来場者限定で相談会を実施。講師や財団スタッフに直接相談が可能です。

研修概要

日時:2024年2月8日(木)14:30~17:00(オンライン参加は16:00まで)
会場:クレオ大阪中央セミナーホール
オンライン:Zoom meeting
※会場の参加者は、16:00からの講師・財団スタッフへの個別相談会に参加できます。
定員:会場・オンライン各30人(先着順) 
対象:中小企業の経営者、人事・総務担当者
参加費用:無料
申込みリンク:https://mailform.mface.jp/frms/danjo/csymheh96ihu

<参照>
人事・総務担当者向け研修「LGBTQ視点で職場を変えよう~DE&Iを実現する~」【2月8日(木)無料開催】

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