HOMEビジネス SDGsに貢献しながら美容師を支えるサイトがオープン コスメやファッションアイテムを会員制・特別価格で販売

SDGsに貢献しながら美容師を支えるサイトがオープン コスメやファッションアイテムを会員制・特別価格で販売

丘田麻美子

2024/01/09(最終更新日:2024/01/09)


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美容室・理容室向け商品や美容機器の卸販売、サロン運営などを行う株式会社コスモが、美容師限定の会員制ファッション&ビューティーサイト「Close-t(クローゼット) 」をオープンします。

「Close-t」ビューティーストア&ファッションストアがオープン

1月9日(火)にオープンする「Close-tビューティーストア」は、シャンプー、トリートメント、ドライヤーなどを販売する美容師限定のWEBストア。コスメブランドやボディケアブランドのアイテムを会員限定価格で取り揃えています。

2月9日(金)には、アパレルアイテムを購入できる「Close-t」のファッションストアがオープン予定。

ファッションブランドのプレオーダー品やアーカイブ品を販売することで、ストックリスクや廃棄リスクを軽減し、美容師の金銭的負担を減らすことも目的としています。

SDGsへの貢献と美容師のQOL向上を目指して

「Close-t」オープンの背景には、「SDGsの達成に貢献すること」、「美容師のQOL向上を支援すること」この2つの目的があります。

流行のファッションを低価格で手軽に購入できるようになった反面、アパレル業界では大量の生産・消費、廃棄が世界的な問題になっています。

環境省によると、日本国内でも年間およそ50万トンもの衣料がごみとして廃棄されているそうです。

ごみとして破棄された衣料品が再資源化される割合はたった5%ほどと言われており、大半が焼却、もしくは埋め立て処分されます。衣料廃棄物は環境への影響が大きいのです。

「Close-t」のプロジェクトを通して衣料廃棄による環境負担を軽減することが狙いです。

美容師のファッションやビューティー事情

コスモが全国の美容師1,700人を対象に行った「アパレル購入に関するアンケート」によると、88%の美容師がファッションに月間1~5万円ほどお金を使っているという結果になりました。

私服勤務のサロンが多く、毎月一定の金額をかけて服を買い足している美容師が多いことが読み取れます。

コスモが全国の美容師1,700人を対象に行った「アパレル購入に関するアンケート」によると、88%の美容師がファッションに月間1~5万円ほどお金を使っているという結果になりました。

しかしながら、アシスタントの下積み時代など「ファッションにあまりお金を費やせない」「給料の大半をファッションに費やしてしまう」など、気を遣いたくてもお金をかけられていない面もあるのが現実のよう。

「美容師がもっと手軽にファッションやビューティーを楽しむことができれば」――。そんな願いが「Close-t」には込められているといいます。

公式サイト:https://portal.close-t.jp/

<参照>
美容師のQOL向上とSDGsに貢献!完全会員制ファッション&ビューティーストア「Close-t」2024年1日9日(火)プレオープン

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