HOME新しい読書のカタチとは? 5分で内容を網羅できる、個人向け本の要約サイト「Summary ONLINE」をリリース

新しい読書のカタチとは? 5分で内容を網羅できる、個人向け本の要約サイト「Summary ONLINE」をリリース

Honoka Yamasaki

2024/01/11(最終更新日:2024/01/11)


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合同会社Summaryは1月1日(月)、本の要約を1冊5分程度で読めるサービス「Summary ONLINE(サマリーオンライン)」をリリースしました。

1冊約5分で要約が読める「Summary ONLINE」

本を1冊読むのにかかる時間は、平均4~6時間といわれており、たくさんの本を読みたいけれど時間が足りないと、ジレンマを抱える人もいるのではないでしょうか。

Summary ONLINEは、月額500円(税抜)でサービスを利用でき、サイト上にあるさまざまなジャンルの本の要約を1冊約5分で読めるとのこと。

スマホ上でサービスが利用できるため、通勤・通学中など、気軽に本と触れ合えるのが特徴だそうです。

また本サイトによると、福利厚生の一環として要約サイトのサービスを導入する企業が多くみられる一方で、料金体系や冊数制限のハードルが高いことから、個人では利用するのが難しい現状があったとのこと。月額の料金を抑えることで、個人でも使いやすくとの思いがあるそうです。

リリース前の段階(2023年12月)で、30社を超える出版社と300人以上の著者が制作に協力しており、すべての要約は実際に本を読んだライターによりまとめられ、著者や出版社の許諾を得たものを掲載しているといいます。

忙しいビジネスパーソンや学生など、効率的に本を読みたい人は、活用してみるのもいいかもしれません。

要約サイトは出版社に不利?

要約を読んでしまえば大体の本の内容がわかるため、かえって出版社や書店に不利な状況となり得ることを懸念している人もいるかもしれません。

かつて、書店の立ち読みによって、本の内容を把握して買っていた人も多いのではないでしょうか。書店が減少し、コロナ禍で在宅を強いられていたため、その立ち読みが難しくなっていました。

Summary ONLINEは、要約を読むことでミスマッチなく本を購入してほしいという目的があるそうです。要約サービスは立ち読みと同じ役割を果たしているといえるのではないでしょうか。

要約サービスは現代の本離れの進行を抑えつつ、出版不況を救う追い風となるサービスであるといいます。Summary ONLINEはでは、多くの出版社と著者の人たちに協力いただいているそうです。

〈参照〉
Summary社、個人向け本の要約サービス「Summary ONLINE」を2024年1月1日にリリース

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