ファストドクター株式会社および提携医療機関(以下、ファストドクター)は、令和6年能登半島地震により被災された人を支援するため、1月2日(火)からオンラインでの無償の緊急医療支援を開始しています。
当初、1月4日(木)までの予定でしたが、現地の医療体制の回復状況を考慮し、1月8日(月)まで延長するそうです。
迷う時に心強い無償相談
体調不良や軽いけがに対し、救急車や救急外来が必要かどうかの判断、自宅に帰れない状況での薬の相談、災害関連の不快な夢による不眠・強い不安など、身体的症状から精神的症状まで医師などが無償で相談を受け付けるとのこと。
対象は、石川県、富山県、新潟県、福井県、岐阜県を現在地とする令和6年能登半島地震の被災者で、在住であるか否かは問わないそうです。
対応可能な相談内容は?
スマートフォンを使って、医師によるビデオ通話での医療相談を限定的に実施。救急外来が不要と思われる症状の相談や、着の身着のままで避難された人の健康相談・服薬相談などに対応しているといいます。
たとえば、「自宅に戻れないことによる処方薬不足・紛失の相談」や、「発熱・腹痛・頭痛などの緊急を要さない体調不良や外傷の相談」になるそうです。
また、精神的な不調についても、臨床心理士や公認心理師、精神保健福祉士といった医療系有資格者が、認知行動療法などによる「対話」を通じてメンタルケアにあたるといいます。
申し込みはこちらから
※医師による医療相談を含む医療行為は、ファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行われ、ファストドクターが医療行為を行うものではありません。
※現地の通信状況やスマートフォンの充電状況によっては、適切な接続ができない場合があります。
<参考>
更新:【令和6年能登半島地震】医師等による無償のオンライン相談で緊急支援 期間延長(1/8 23:59まで)
【令和6年能登半島地震】医師等による無償のオンライン相談で緊急支援を開始します(1/2 12:00から)
【関連記事】
能登半島地震・被災地への身近な寄付・募金受付口まとめ コンビニやふるさと納税、メルカリなど
このたび令和6年能登半島地震の影響により、お亡くなりになった方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さま、ご家族の皆さまに心からお見舞い申し上げます。 今、支援の動きは広まりつ...
集中豪雨とダム放水による洪水被害からガーナを救おう CAMPFIRE for Social Goodでクラファン実施中
特定非営利活動法人CLOUDYは、アフリカ・ガーナ共和国で発生した洪水被害への緊急支援の活動費用を募ろうと「職も食も奪い去った、ガーナの洪水被害への緊急支援をお願いします!」と題したクラウドファ...
途上国の健康問題・環境・障害者雇用・政治 世界で続く課題の現状とは【2023年インタビュー記事まとめ(社会問題編)】
差別、格差、地球温暖化――。世界に今も多くある課題。その課題に対し、ビジネスで解決しようと挑む人たちがいます。 今回は、そうした先輩たちに課題の現状を聞いたインタビュー5本を紹介します。 ...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう