株式会社MS-Japanが運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、「管理部門のボーナス支給実態調査[2023冬]」を発表しました。
本調査は、同社が運営する管理部門・士業のためのビジネスメディア「Manegy(マネジー)」にて、管理部門人材292人を対象に行われました。
支給額の最多は「20万円以上40万円未満」の一方、4分の1が100万円以上
2023年冬のボーナスは、75%の人が「支給された/支給される予定」と回答し、昨年冬の同調査と比較すると14ポイント向上した結果となりました。
冬のボーナスが支給される人に支給額を聞いたところ、「20万円以上40万円未満」が20.0%で最多となり、次いで「40万円以上60万円未満」と「60万円以上80万円未満」が18.8%で同率でした。
「100万円以上120万円未満」が8.7%、「120万円以上」が16.8%だったことから、4人に1人が100万円以上の支給額だったことも判明しています。
ボーナスの使い道「貯金」が半数
ボーナスの使い道についての設問では、半数の50%が「貯金」と回答。「生活費(33%)」「投資・運用(22%)」と続いています。
年代別の特徴としては、20・30代は、ほかの世代と比べ「貯金」の割合が高くなっている点が挙げられます。
また「生活費」と答えた人は、年代が上がることに割合が増えているため、若い年代ほどボーナスを生活費よりも貯金に回していると見受けられます。
「100万円以上120万円未満」が8.7%、「120万円以上」が16.8%だったことから、4人に1人が100万円以上の支給額だったことも判明しました。
調査概要
調査テーマ:「管理部門のボーナス支給実態調査[2023冬]」
調査実施日:2023年12月4日(月)~12月10日(日)
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の管理部門
有効回答数:292人(経理 24.7%/総務 21.9%/経営企画 13.4%/人事 13.0%/内部監査 8.2%/法務 6.2%/その他の管理部門職種 12.7%)
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
<参考>
冬ボーナスは「6割」が「昨年と横ばい」で、支給額「不満」派が11ポイント増加【ボーナス実態調査[2023冬]】をMS-Japanが公開
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