TBSラジオ「荻上チキ・ Session」のパーソナリティーであり、メディア論を中心に政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる評論家としても知られる荻上チキさんの新刊『社会問題のつくり方 困った世界を直すには?』(翔泳社・刊)が、2023年12月22日(金)に出版されました。
絵本感覚で読めるソーシャルアクション入門
社会のなかで感じる困りごとや違和感、不公平だと思うシステムやルールに「違和感がある」「おかしいなと思う」と口にしたとき、「わがままだ」とたしなめられ、結局何を言っても変わらないと諦めた経験はありませんか?
本書は、そういった「わがまま」として片付けられてしまうことがらを「社会問題」として捉えなおし、世の中を動かすための方法を物語形式で紹介しているといいます。
さまざまな社会理論の紹介から、組織づくりや広報活動、ロビイング(政府の政策に影響を及ぼそうと行う私的な政治活動)など、社会をよりよく変えていく方法が中学生から大人までの読者にむけてつづられているそうです。
著者プロフィール
荻上 チキ(オギウエ チキ)
1981年、兵庫県生まれ。評論家、ラジオパーソナリティー。
NPO法人ストップいじめ!ナビ代表、一般社団法人社会調査支援機構チキラボ代表。
「荻上チキ・Session-22」で、2015年度ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞、2016年度ギャラクシー賞大賞を受賞。
著書に『未来を作る権利』(NHKブックス・刊)、『災害支援手帖』(木楽舎・刊)、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP新書・刊)、『もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル』(新潮社・刊)など多数。
書籍概要
『社会問題のつくり方 困った世界を直すには?』
著者:荻上 チキ
発売日:2023年12月22日(金)
定価:1,870円(本体1,700円+税)
判型:A5・120ページ
Amazon:https://amzn.to/3GTKdxL
<参照>
中学生から大人まで読める、荻上チキによる初のソーシャルアクション入門『社会問題のつくり方 困った世界を直すには?』刊行
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