株式会社パルコは、2024年2月浦和PARCOにて医療モール「Welpa」をオープンします。
医療モールを「自分をケアするための場所」として提案し、病気になった時に行くだけでなく、定期的な治療や予防など、日常のケアができる空間として展開する予定です。
がんのリスクが高いとされる20〜30代女性
「Wellness Parco」の略である「Welpa(ウェルパ)」。イタリア語で「公園」を意味するPARCOで、誰もが「ウェルネスの公園」のように気軽に寄れる場所を提供したいという思いが込められています。
特にPARCOの主要顧客である20~40代の女性は、がんのリスクが高いとされています。具体的にみていくと、20〜30代のがん患者の約8割は女性。特に40代までに子宮筋腫や子宮内膜症に罹患する可能性が高く、子宮がんのリスクが指摘されています。
これらからも、女性特有の病気や症状と向き合い、自分をケアすることが今後より大切になってくるのではないででしょうか。
出典:国立がん研究センター「院内がん登録小児・AYA世代がん集計について」
Welpaの施設内
Welpaは、浦和PARCOにて2号拠点を展開。浦和PARCOの「ライフスタイルをトータルで提案する3世代対応の全方位型ビル」というテーマは、1人ひとりが健康について考え、ヘルスリテラシーの向上を願うWelpaの取り組みとマッチしているではないでしょうか。
施設内には、2024年2月1日(木)に「千賀デンタルクリニック」、2024年2月14日(水)に「イーストメディカルクリニック」と「セルフケア薬局(調剤薬局)」がオープンする予定です。
千賀デンタルクリニックは、内科・消化器内科・乳腺外科・人間ドック・がん検診・健康診断、イーストメディカルクリニックは歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科が設けられています。
生理用品を無料提供する「OiTr」
また、Welpaフロアを含む浦和PARCO5~7階の一部女性用トイレ個室には、無料で生理用ナプキンを提供する「OiTr (オイテル)」を設置。無料アプリをダウンロードしユーザー登録するだけで使用できます。
最近「生理の貧困」という言葉を耳にしますが、経済的な事情や収入の減少など、さまざまな理由で生理用品を簡単に入手できない状況にある女性が増加している現状で、OiTr の取り組みは女性の生きづらさを解消する一助になるといえそうです。
〈参照〉
医療モールを“自分をケアするための場所”へ パルコのウェルネス事業 コンセプト型医療モール「Welpa(ウェルパ)」 首都圏初拠点が2024年2月 浦和PARCOに開業
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