HOMEライフスタイル 書き損じた年賀状や切手を捨てないで! 途上国の子どもにワクチンを届けるはがき回収キャンペーン

書き損じた年賀状や切手を捨てないで! 途上国の子どもにワクチンを届けるはがき回収キャンペーン

丘田麻美子

2023/12/25(最終更新日:2023/12/25)


このエントリーをはてなブックマークに追加

書き損じや印刷ミスをしたり、余ったりした年賀状はありませんか?

「子どもワクチン支援」を行う民間の国際支援団体「JCV(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会)」は、途上国の子どもにワクチンを届けるために使用済み・未使用問わずにはがき、切手などを回収しています。

世界では感染症で命を落とす子どもが少なくない

日本では、ワクチン接種が普及したことで感染症で亡くなる子どもが少なくなりました。しかし世界では、今だに1日約4,000人が5歳を迎える前に命を落としているそうです。

感染症のワクチンの多くは1人分20円、高いものでも約225円ととても安価だそうです。はがき10枚でポリオワクチン約29人分、使用済み切手1kgで結核のワクチン約60人分の支援ができます。

これまでJCVでは、UNICEFや各国の保健省と協力し、1994年から1億2,176万7,729人の子どもたちにワクチンを届けてきたそうです。ワクチン接種をすれば助かる命を救ってみませんか。

年賀状やはがき、切手がワクチンになるまで

回収したはがきや切手は、JCVが郵便局で切手シートに交換。交換手数料を除いた金額が寄付にあてられます。

切手は JCVが発送するパンフレットなどの資料、お礼状などの送料として使われます。事業でかかるはずだった「通信運搬費」を節約することができ、その分をワクチン支援に活用しているそうです。

回収キャンペーン概要

対象物品:書き損じ・未使用の年賀状(はがき)・使用済み・未使用切手
※額面が古いものや往復はがき、記念切手なども回収対象
※使用済み切手は消印が含まれるように切り取ったもの
※既に投函されたはがき、私製はがき(ポストカード)は対象外

送付先:
〒108-0073
東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル8F
世界の子どもにワクチンを 日本委員会 はがき回収キャンペーン係

送付方法:封筒、ゆうパック、段ボールなどに詰めて送付
量に制限はなし。少量でも受け付け。

<参照>
【書き損じや余った年賀状で、子どもたちに笑顔を届けませんか?】書き損じ・印刷ミス・余った年賀状を送ってください!途上国の子どもの命を感染症から守るワクチンに生まれ変わります

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード